AIN助成事業の4つの軸を若rやすく説明すると、次のようになります。
1.ソハエスタッフのサポートで、 給食委員会が中心となって保護者主体で給食提供のシステムを作り上げること。2. 栄養教育を通して栄養の知識を定着させること、3. こうした学校の努力を孤立させず、地域社会が食材費の寄付で支えること、4. 以上の給食実施の形をモデルとして完成させること、です。
このうちの2つ目の軸の教材作成についてはすでにこのブログでも取り上げていますが、今回の出張ではこれが有効に使われており、子ども達に栄養知識が定着してきていると感じました。
1枚目の写真は低学年の子どもの様子です。栄養素別になった板に、該当する食材をはめ込んでいく形になっています。先生が子どもの持った食材の名前を言って意識化しています。
2枚目の写真は、栄養すごろくです。サイコロを振って止まったところで、問題が出て解いたら進めるという仕掛けがあります。これは中学年の子達がやっていました。
食材を栄養素別に分けている様子です。子ども自身が説明しています。栄養士のユリがそばで見守っています。
完成した栄養教材の写真を見た時に質が高いと感じてはいましたが、実際にこうして授業や子ども達の活動の中で使われている様子を今回の出張で見ることができ、給食実施と同時進行で栄養教育を行うことが効果が高いと改めて認識しました。今回、AINスタッフの皆さんと私の他にも、アメリカのNGOの方や地元農園の方も来られましたが、皆さん高い関心を持って見学され、翔さんの声が上がりました。この教材は買いたいという声もあって、商品化できたら良いねと話題になりました。
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