2022年8月30日火曜日

草の根技術協力事業報告会開催 

 現地において6月まで行ってきた草の根技術協力事業の報告会をJICA東京にてオンラインで行います。ぜひご参加ください。

開催日時:9月13日(火) 10時半より12時まで

要予約:9日17:00締切

内容:JICAHPより(https://www.jica.go.jp/tokyo/event/2022/dit50g00000018gh.html

エクアドル共和国「ピチンチャ県カヤンベ市の学校菜園と学校給食の実施を通した子ども達の学校生活改善プロジェクト」事業完了報告会(草の根技術協力事業(支援型))
実施団体:特定非営利活動法人エクアドルの子どものための友人の会 (SANE)
事業実施期間:2019年3月1日~2022年7月29日

本事業の対象地は標高の高い遠隔地にある先住民の多い地域であり、実施団体が独自事業として長年、奨学金事業を実施し小学校と関わるなか、子どもの食生活の偏りによる貧血が懸念されていました。政府は小学校に栄養添加シリアルバーと乳飲料を配給していますが、子ども達の健康的な食事としてはなお不足しています。本事業では保護者への講習会や、教師や子どもも含めた実習を実施し、栄養知識や食への意識の醸成、学校菜園作業、給食の食材提供や調理などを通じて、満足な栄養摂取ができる給食の安定的な提供を目指しました。
 新型コロナ感染症拡大による現地への渡航制限、学校閉鎖など様々な困難に直面しながらも、現地と密にコミュニケーションを取りながら工夫を重ね、衛生講習実施や給食のレシピ完成など追加的な成果もあり、実施団体にとって初めてのJICA事業を無事完了することができました。 
 本事業は実施団体が行ってきた奨学生事業の卒業生によって支えられ、また彼ら彼女らも事業実施を通じて成長し、現在も事業の持続可能性について共に検討中です。当日は草の根事業実施によるこうした変化についても実施団体よりご報告いただく予定です。
多くの方のご参加をお待ちしています。

-------------------------------------------
<報告会概要>
【日時】2022年9月13日(火) 10:30から12:00
【開催方法】オンライン(Microsoft Teams)
【主催】JICA東京
【使用言語】日本語

【参加費】無料
【参加人数】100名
【参加申込】申し込みはこちら (画面下部にもリンクあり) 
      https://forms.office.com/r/aVTYu7NLw7
【参加申込締切日】2022年9月9日(金)17:00

【問い合わせ先】JICA東京 市民参加協力第二課(担当:矢嶋、今野)
        E-mail: tictpp2_info@jica.go.jp
        Tel :  03-3485-7044


2022年8月6日土曜日

『カヤンベ市の小学校の学校菜園持続可能化ための事業』申請通り決まる

彩の国さいたま国際協力基金に申請していた『カヤンベ市の小学校の学校菜園を持続可能にするための事業』が申請通り通りました。事業の内容については7月21日のブログをご覧ください。

2022年8月1日月曜日

幅広い世代の参加で第4回SDGsワークショップ開講 

7月30日に開催されたSDGsワークショップは、小学生からシニアまで幅広い世代の方がおいでになり、意見を発表し合いながら楽しくできました。

参加されたOさんの感想をご紹介します。

昨日、エクアドルバナナにひかれて、勉強に行ってきました。石川一喜先生のわかりやすく軽快なお話に導かれて、バナナを入り口にSDGsを考えていきました。いま日本人が一番たくさん食べている果物はバナナだって知ってました?日本ではほとんどとれないのに。そしてほとんどがフィリピンから輸入されている。小学生から若者、高齢者までが一緒になって話し合う楽しいひと時でした。飯能市教育委員会の中村教育長さんも参加しました。かつて同僚だったことがあり懐かしかったです。

エクアドルから送られてきた農薬ほとんど使わないバナナと山梨の笛吹農園から贈られたブドウをおみやげにいただきました。SANEとエクアドルの田辺農園のお話を杉田優子さんから聞きました。世界へ目が開かれていきます。