2022年11月30日水曜日

現地奨学生との交流

 サネは毎月決まった会員の方に向けて奨学生が手紙を書き、文通を通して交流をしていく事業を行なっています。この事業の一環で、11月26日に文通相手と奨学生の交流会を開催しました。

現地からはスタッフと奨学生、日本からは会員、文通相手、翻訳ボランティアの方々、総勢25名の方が参加してくださいました。自己紹介をした後に、グループに別れて奨学生たちとzoomを通して楽しい時間を過ごすことができました。
一つのグループでは、奨学生から渋谷のスクランブル交差点について質問がありました(エクアドルでも有名なんですね!)。別のグループでは、楽器演奏もあったそうです。エクアドルがワールドカップでカタールに勝った日で、サッカーの話もでました。
文通だけではわからない奨学生の表情や声を聞くことができました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

〜サネは現地の方々との直接交流を大事にしています〜



2022年11月29日火曜日

ジョセリンのアジア学院留学が決定   寄付のご協力を!

サネはエクアドルのカウンターパートソハエに資金を送り、一緒に活動をしています。現地にスタッフを置かない組織が、現地の状況を的確に知り、人々が抱えているニーズ(困っていること)を知るのは大変なことです。きっとどうしているのかと思っておられる方々もおいでではないでしょうか。

私たちの宝は現地スタッフです。彼らの多くは元奨学生で、10年以上のお付き合いをしています。現地スタッフと十分な議論をし、お互いに納得した時点で、根本的な解決に向けて少しでも状況の改善を図れるような事業を考え、日本で事業計画を作りその資金調達のための助成金申請や寄付の呼びかけをします。事業を実施するのも現地スタッフです。もちろん詳細な打ち合わせが求められます。(写真は元奨学生たち 後列左端がジョセリン)

この私たちのチームの、信頼できるスタッフの一人がジョセリン・コヤゴです。

ジョセリンは2006年から12年に高校を卒業するまでの6年間、サネの奨学生として支援を受けながら勉学に励みました。彼女は母一人、子一人の母子家庭の育ちで、もちろん余分なお金はありませんでしたが、卒業後他の奨学金を得て中南米ではよく知られているホンジュラスのサモラノ農業大学で学びました。彼女が奨学生だった時はサネ会員の文通相手と毎月の文通を通して交流を深め、その関係は現在も続いています。

帰国後JICA事業の現地事業補助員として勤務しました。最初は山間部の学校に行って人々に話しかけるのも慣れなくて悩むこともありました。けれども事業の3年数ヶ月の期間に事業校の教師や保護者との間に信頼関係を築き、大きく成長しました。彼女が人々に語りかける姿は前向きです。明るく真面目で几帳面な性格であり、農業の知識は深いものがあります。( 写真は事業校教師と)

<アジア学院への留学>   アジア学院webサイト https://ari-edu.org/
アジア学院は栃木県にある、世界の途上国の農村リーダーを育成する日本の機関です。今回ジョセリンは2023年4月から12月までの9ヶ月間、農村リーダーになるために、それぞれの地域の資源を活かし、チームとして農業に携わっていくための学びと実習を積みます。日本の有機農業についても学びます。来日は3月下旬、帰国は年末になります。
彼女が大学で学んだ第一線の知識と技術に加えて、アジア学院での経験を活かして、カヤンベのより良い農業とサネ・ソハエがやろうとしている学校給食の実現のために活躍していって欲しいと願っています。

サネではアジア学院留学中に2回の報告・交流会を開きます。また、日本で応援する多くの方々にあって欲しいと考えています。
留学費用は、主としてアジア学院が出してくださいますが、渡航費用(エクアドルの日本人の方が出してくださいます)や日本でのサネの活動はサネが持つことになります。そのための資金を集めたいので、ぜひ寄付のご協力をお願いします!(写真は保護者にアンケートをとるジョセリン)

2022年11月20日日曜日

サネの奨学生事業に関心がある方、交流会に参加しませんか?11月26日10時から!

今年もパドリーノス交流会の開催が決定いたしました。対面とオンラインの両方で行います。会場は、東京大学駒場校舎です。銀杏の紅葉が素晴らしいですよ!おいでになれる方は東大の美しい構内を楽しみがてらぜひお越しください。会場から遠い方はオンラインでも大丈夫です。

交流会は日本とエクアドルを ZOOM でつないで実施します。サネは会員の皆さんとエクアドルで学ぶ奨学生(中高校生)との間で毎月手紙の交換をしています。そして交流会では、文通している奨学生とZOOMで直接コミュニケーションを取ることができる貴重な機会になっています。もちろん通訳もつきますし、聞くだけで話はされなくても大丈夫です。

文通をしてくださっている方(パドリーノスと呼んでいます)や会員以外の、一般の方のご参加も大歓迎です。現地のカウターパートの SOJAE (ソハエ)のメンバーや目標に向かって努力する子どもたちの 生の声をお聞きいただけますと幸いです。皆様との交流が、SOJAE メンバーや奨学生にとってもモチベーションとなります。

当日は SOJAE メンバーからの現地報告や、グループに分かれての奨学生との交流も予定 しています。プログラム詳細は、改めてご連絡いたしますのでまずはサネ事務局までご連絡ください。

※パドリーノスって何?
 私たちはエクアドルの奨学生と文通をしてくださっている方をパドリーノ(男性)、マドリーナ(女性)と呼んでいます。両方を合わせて集合名称としてパドリーノスということがあります。この呼び名は、通常はカトリックの国で洗礼親を指して使うもので、両親と共にその子どもの成長を見守る役割を果たします。他の組織で奨学金を提供している人をフォスターペアレントと呼んでいるのと似ています。ただ、サネの場合はその人が直接奨学金を提供しているのではなく(会員として会費は払っていただいていますが)、奨学金は会の資金から支給され、パドリーノスの主な役割は一人の奨学生と毎月の文通を通して交流することにあります。サネは現在36人の奨学生がいます(キトとカヤンベに18人ずつ)。したがって、文通相手のパドリーノスも36人います。文通はスペイン語で行われていますが、日本語との間での翻訳は約20人の翻訳ボランティアがやってくださっています。

写真は日本人ゲストがキト奨学生との交流会に行った時のものです。 



絵画教室開催!エクアドルとつながれ!

1119日は気持ちの良い秋晴れの1日となりましたが、エクアドルと日本の子ども達による絵画交流のための絵画教室が20人の子ども達とその家族の皆さんの参加で、飯能市立名栗小学校開催されました。
この絵画教室は名栗小学校とエクアドルの子どものための友人の会(SANE /サネ)の共催で行われたものです。サネは9月からカヤンベ市の二つの小学校において、学校菜園を強風から守る植林事業を国土緑化推進機構の助成金を得て行っています。絵画交流はこの事業の一環で、二つの国の豊かな自然を大切にする心を育てたいと企画されたものです。
サネの杉田はこの絵画教室に先立って名栗小学校の朝の集会に呼んでいただき、エクアドルの話をさせていただきました。

また、この絵画教室は、飯能市で画家として活躍されている根立隆さんに講師をお願いして開催されました。
名栗小学校の校長先生や教頭先生にも見守られながら子ども達は自分の好きな場所に行って思い思いの絵を描き、講師の根立さんのアドバイスを受けながら完成させていました。
日差しの中、半袖になる子どももいるほどの暖かさとなりました。



地球儀を見ながらどこがエクアドルだろう、と見ている様子も

親子で、あるいは大人と子どもが、自然の中でゆったりと一緒に時間を過ごすのも良いものですね。





サネ事務局:事業の担当者の椛沢より

『天候にも恵まれてとても良い時期に良い気候の中、絵を描くことができました。名栗小学校や根立さんをはじめ、関係者の皆さんのご協力がなくてはできないイベントだったと感謝の気持ちでいっぱいです。絵を通してエクアドルと日本がつながるという説明に子ども達の目がキラキラしたのがとても印象的でした。3月の絵画展がとても楽しみです。』

皆さん、ありがとうございました。






2022年11月10日木曜日

子ども達の絵画を通した交流

 11月19日、飯能市の名栗小学校の校庭で絵画教室が行われます。小学生、そのご兄弟の皆さん、秋の半日を自然豊かな名栗小学校で絵を描いて過ごしませんか?参加費は500円で、この日講師を務めてくださる根立さんご推薦の細筆がプレゼントでついてきます。根立さんは飯能市の風景をたくさん描かれています。ぜひこちらの記事をご覧ください。根立さんの絵やご推薦の筆のお話が出てきます。 https://han-note.com/special/creators_05.html

エクアドルのカヤンベ市の山間部の学校の子ども達も今頃絵を描いています。そして、来年3月には二つの国の子ども達の絵を飾って丸広の市民活動センターで絵画展を開催する予定です。

皆さんのご参加をお待ちしています!




2022年11月4日金曜日

田辺農園バナナ!5日、6日はブックマークへ。ご予約も受付中

みなさん、田辺農園をご存知でしょうか。エクアドルで日本人が思いを込めて作っているバナナです。https://www.ana-foods.co.jp/products/tanabe_farm/  サネメンバーもツアーなどで何度も訪ねていますが、地域の人々がとても元気で明るく仕事をし、大きな地域貢献にもなっています。バナナ農園では鳥の声が聞こえて気持ちが良かったです。開始当初のご苦労話も伺いましたが、肥料は沖縄からEM菌を持ってこられたとか。丹精込めて作られています。

私たちサネのためにこれまでも何度も寄付をしてくださっていますが、お店を通さず直接房のまま送られるため、味も特別。本当に美味しいです。ぜひ一度お試しください。飯能でもよく知られるようになりました。今回は飯能祭りに際して5箱もの寄付をしてくださいます。1本100円でお買い上げ頂くと全額がエクアドルでの教育支援の活動に寄付になります。予約も受付中で、すでに250本を上回るご予約をいただいています。ぜひ、売り切れになる前にお買い上げください。




 

2022年11月3日木曜日

きしゃぽんキャンペーン実施中ーサネへの古本の寄付はブックマークでも受付中!

おうちに眠っている読み終えた本のきしゃぽんを通しての寄付、いつもありがとうございます。今、きしゃぽんでは下のような素敵なキャンペーンを実施中です。ご自分で費用を出す必要はありません。方法は横のきしゃぽんバナーからどうぞ。

また、それほどたくさんはないけれど。。。という方や、電話するのが面倒でという方、飯能祭りの日までにブックマークにお持ちください。一緒に送ります!

ぜひご協力をお願いします。

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いつも本を大切にしてくださる皆さまへ
きしゃぽんが選んだリサイクル本をプレゼント!秋の読書週間キャンペーン
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期間:2022年10月21日(金)~2022年11月27日(日)受付分まで

来週からの読書週間にあわせ、
キャンペーンコードを入力して、寄付にご参加いただきました方へ、
抽選で合計100名様に、きしゃぽんが選んだリサイクル本をプレゼントいたします!
※「リサイクル本」とは・・・寄付としてお送りいただきましたが残念ながらお値段をおつけできなかった本です


《 キャンペーンコード(希望種類別) 》
 文芸書   : 2210A
 実用書   : 2210B
 ビジネス書  : 2210C
 児童書   : 2210D

インターネット申込:フォームメッセージ欄にキャンペーンコードをご入力ください。
お電話で申込:オペレーターにキャンペーンコードをお伝え下さい。

お申込みはこちら
☆きしゃぽんホームページ
http://kishapon.com/
※メニュー「募金に参加」→寄付先を選ぶ→「お申込み」
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お問い合わせ・お申し込み
フリーダイヤル:【 0120-29-7000 】9~18時
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キャンペーン終了後、順次当選者様へプレゼントをお送りします。
プレゼント発送をもって、当選発表に代えさせていただきます。

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