2024年11月7日木曜日

一人のエクアドルの奨学生と文通を通して交流を深めてみませんか?

サネ(SANE: Sociedad de Amigos del Niño Ecuadtorianoエクアドルの子どものための友人の会)は、現地組織のソハエ(SOJAE: Solidaridad Japonesa Ecuatoriana para la Educación 教育のための日本エクアドル連帯)と共に活動をしています。その活動は奨学生事業と教育環境改善事業の二つの軸がありますが、奨学生事業では現地の経済的に困難を抱えた家庭の中高校生を対象に奨学金を支給し、毎月の講習会と日本のサネの会員との手紙の交換を通して交流を行っています。現地の学校の年度は9月に始まっていますが、現在新しい奨学生を迎えて日本の文通相手を募集中です。
SNSを通した交流が主となって私たちの生活に手紙を書く習慣がなくなってきていますが、落ち着いて相手のことを思って手紙を書く活動は大事なことではないでしょうか。手紙交換を通して奨学生を支えていきたいと思われる方はサネの会員となって文通をしていただけませんか?サネは認定NPOとなりましたので、サポーター会員になってくださると会費(月1,000円から3,000円までお選びいただけます)年末調整で40%が戻ってきます。スペイン語と日本語の間の翻訳は翻訳ボランティアがやってくれます。手紙はメールを通して送付されますので別途料金はかかりません。お気軽にご連絡をください。


 

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (11月5日)Diario del proyecto en Cayambe

私たちはグスタボ・アドルフォ・ベッケル校で、高校3年生に栄養学(食品の操作、野菜の栄養的寄与、食品の適切な組み合わせ)について話をしました。話しているのは栄養士のジュリです。



2024年11月5日火曜日

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (10月19日)Diario del proyecto en Cayambe

私たち(ジョセリンとカテリネ)はウンベルトフィエロ校を訪問し、調査を修了しました。

保健省は、消防署などと協力して、カヤンベの私立および公立学校に対して次のことについて10月3日に校長を集めて伝えました。
1.⁠ ⁠食品の取り扱いと取扱い。
2.⁠ ⁠基本的な応急処置。
3.⁠ ⁠火災の予防と管理 - 消火器の使用と管理、および操業許可。
3.⁠ ⁠法的規制「スクールバー(学校の購買部)の運営」。

※ちょっとサネから説明*
このうちの購買部では駄菓子などを売ることができないことになっていますが、守られておらず、子ども達がお弁当用にと持ってきたお金がお菓子を買うことに使われていることもよくあります。ウンベルトフィエロ校ではそのようなことがあってスクールバーそのものを廃止しました(そうすると学校の外で売られるようになったりするのですが・・・)。今回の措置が効果を発揮できると良いのですが。

カテリネが動画を撮ってくれたので、調査しているところや給食の様子を送ります。






2024年10月29日火曜日

35周年記念飯能ミニツアー

交流会の後は、飯能銀座通り商店街へと飯能河原、割岩橋、子ども図書館、絹甚、お酒の博物館のようなまるや酒店などを紹介しながら皆さんをお連れしました。中には飯能に移り住みたくなっている方もおいででした。
飯能のお酒が皆さんとても気になった様子。大使もお土産に購入してくださいました。


❤️エクアドルのビーズでアクセサリー作りワークショップ❤️
エクアドルの高級チョコレートはなんと完売!ヒメナさん手作りのグアグアデパン(子どもの形をしたパン)も大人気ですぐに完売!お客さんも買って帰るではなく、連れて帰るという表現を使っていたのが印象的でした。写真はマルトクカフェの前でチョコレートとパンを売る宮地事務局長とヒメナさん。

ボランティアでバナナ寄付販売を頑張ってくれた中学3年生のちーくん。エクアドル大使と記念写真!



 

交流会のスナップ

 参加者の皆さんの素敵な表情をご覧ください。







美味しいコーヒーを淹れてくださってありがとうございます!


2024年10月27日日曜日

35周年記念交流会

昨日は、エクアドル大使、飯能市長、教育長の皆さまをお迎えし、サネの35周年記念交流会を開催いたしました。色々な行事でお忙しい中を多くの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。
これまで35年の長きにわたり、支えてくださった全ての皆さまに心よりお礼申し上げます。



現地からのメッセージ映像(カヤンベスタッフのダーウィンとウンベルトフィエロ校校長のアントニオのメッセージから開始しました。)大使からのご挨拶に続き、サネのこれまでを振り返って代表よりサネ全体の歩み成果と課題のまとめ、奨学生部会、教育環境部会より現地事業のご紹介、事務局より国内基盤強化の活動についてのご報告をさせていただきました。

その合間合間に、初代代表の菰田さんご夫妻(会場で初めてお会いしたというメンバーがたくさん!)、開設当初からのメンバーだった方々、エクアドルツアーに行かれた方、新しくメンバーになってくださった方や普段からご協力くださっている専門家の方、会員以外の方々も含めて、ご参加いただいたほとんど全ての皆さまから、サネの活動への思い、これまでの経験、ご意見などもいただくことができました。本当にありがとうございました。

『なぜ友人の会という名前をつけたのですか?』という質問もあり、最初からの会員の方から、『最初はぺぺの友達という意味もあったけれども、その後友達から友達へと大きく輪が広がった』という答えが。また、教育環境改善事業について、サネビジョンの巻頭メッセージともなった『私たちの願いは自立したコミュニティを作り上げること』の次の一節が紹介され、改めてみんなでカヤンベの子ども達が書いた絵を見ました。

私たちの活動とその発展は今年パリで展示された、子どもたちによって描かれた世界一大きな絵に見ることができます。私たちの歩みは大地から始まり、教室、トイレ、食堂を建設し、次に建設した施設の維持管理を行い、植林による森林再生、そして最後に、楽園の創設と耐久性のある持続可能なシステムを通した栄養価の高い学校給食の実施による、子ども達の栄養を改善するためのプログラムへと発展してきたのです。

会場にあたたかな空気が流れ、貴重な時間となりました。

写真:ダーウィンのメッセージ



写真:セサル・モンターニョ大使






写真:新井市長












写真:中村教育長
     
       写真:杉田代表理事
写真右:飯能市民会館202会議室


エクアドル大使館 ニュスタ・マルドナド一等書記官、サネ初代代表菰田夫妻、杉田代表理事、モンターニョ大使、江原理事(記念誌編集委員長)、マリアエレナ公使、サネ協力者菅沼さん