2024年12月7日土曜日

エクアドルの皆さんとクリスマス!

日本に住むエクアドル人の会、SEKIDOの皆さんがクリスマスパーティーを開催します。
今年はエクアドルにつながる方々にも参加いただきたいとのご意向です。もしご希望の方がおいででしたらサネまでご連絡ください。詳細をお伝えします。

12月8日12時半から16時 渋谷駅近くのブラジル料理店
    参加費6千円



2024年12月6日金曜日

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (12月3日)Diario del proyecto en Cayambe

今日は栄養士のジュリとスタッフのカテリネと私(ジョセリン)の3人でカルロスビセンテアンドラーデ校とグスタボアドルフォベッケル校に訪問しました。カルロスビセンテアンドラーデ校では、学校菜園担当の先生や保護者代表と話をすることができ、もう雨だけに頼ることはできないので、保護者が灌漑用水を菜園に引き込む工事をすることになりました。後日、必要な苗がこちらへ届きます。

Hoy 03 de diciembre visitamos junto con Yuli y Katherine la UE Carlos Vicente Andrade y La UECIB Gustavo Adolfo Bécquer.

En la UE Carlos Vicente Andrade pudimos conversar con el docente a cargo del huerto escolar y la presidenta de padres de familia, se realizará las conexiones para el agua de riego hasta el huerto escolar ya que ya no se puede depender únicamente de la lluvia, posterior a esto se entregará las plántulas requeridas.

グスタボアドルフォベッケル校では学校菜園の担当者と話をしました。彼は味の素ファンデーションの助成事業を行なっているウンベルトフィエロ校を訪問して給食実施の組織づくりをみたいと言っています。校長は灌漑用水への(菜園に必要な)水のアクセスを要請するために村の指導部の人たちと話をするとのことです。

※水へのアクセスは大変重要な案件です。

En la UECIB Gustavo Adolfo Bécquer conversamos con el encargado del huerto quien tiene interés en visitar el CECIB Humberto Fierro y evidenciar la organización para la comida complementaria, por su parte el director nos indicó que hablaría con los dirigentes de la institución y de la comunidad para solicitar el acceso al agua de riego.

2024年12月4日水曜日

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (11月27日)Diario del proyecto en Cayambe

 今日、27日水曜日は、私(事業責任者のジョセリン)はユリと一緒に、ヘネラルアントニオエリサルデ校(ピサンビジャ村)、カルロス・ビセンテ・アンドラーデ校(パマバマルカ村)、ラファエル・コレア校(ラ・コンセプシオン村)を訪問しました。ヘネラルアントニオエリザルデ校の学校菜園は、入り口が非常に狭いため、機械が菜園に入ることができず、そのために明日保護者が道を広げる作業をする予定です。

カルロスビセンテアンドラーデ校では校長と話すことはできませんでしたが、午後教育局で偶然会うことができました。保護者の皆さんは学校菜園の囲いや土づくりに取り組んできました。現在、主要な灌漑用水があり、学校菜園へのホースが必要です。


ラファエル・コレアでは、数日間灌漑用水が利用できたため、野菜を回収し、さらに移植することができました。給食の提供は通常通り行われています。

Hoy, miércoles 27 junto con Yuli visitamos la UECIB General Antonio Elizalde (Pisambilla), la UE Carlos Vicente Andrade (Pamabamarca) y el CECIB Rafael Correa (La Concepción). En Gral. Antonio Elizalde no ha podido ingresar la maquinaria al espacio para el huerto ya que el ingreso es muy corto, para lo cual, el día de mañana los padres trabajarán en la ampliación del camino.

En la UE Carlos Vicente Andrade no pudimos hablar con el director sin embargo, en la tarde nos encontramos por casualidad en el distrito. Los padres han trabajado en el cerramiento para el huerto y preparación de suelo. Ahora tienen cuentan con la conexión primaria de agua de riego y necesitan de manguera hasta el huerto.

En el CECIB Rafael Correa, han podido recuperar las plantas y trasplantaron más ya que tuvieron acceso al agua de riego por algunos días. La preparación de la comida complementaria se sigue realizando con normalidad.

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (11月25日)Diario del proyecto en Cayambe

私たちはグスタボ・アドルフォ・ベッケル校(ロッテドス村)を訪れました。そこでは15日に一度、給食を提供する努力が続いています。残念ながら、学校菜園は全く小雨も降っていないので、まるで都会のような暑さで、彼らが計画していた貯水事業は実行されず、灌漑用水もありません。学校菜園に残っている生きた苗はほとんどなく、学校の意志はあるものの、現在の状況により継続することは不可能です。

ロッテドス で良かったことは、道路 (石畳) を改善していることです。ただし、現時点では、工事中のため状態が良くない代替ルートを使用する必要があるので、生徒たちが学校に行くのが困難な状況です。

注:これまでもお伝えしてきた通り、エクアドルでは雨不足による水不足が深刻です。

HOy visitamos a Gustavo Adolfo Bécquer (Lote 2) donde se continúa con el proceso de comida complementaria 1 vez cada 15 días. Lamentablemente el huerto escolar no ha tenido éxito ya que no se tiene presencia lluvias e incluso no hay lloviznas, se siente un ambiente caluroso como en la ciudad. El proyecto de almacenamiento de agua que tenían planificado no se realizó y no cuentan con agua de riego. En el huerto quedan muy pocas plántulas vivas y aunque existe el compromiso de la institución no es posible continuar por las condiciones actuales.



2024年11月26日火曜日

奨学生からの手紙 La carta de una becaria en noviembre

サネの奨学生事業の大きな特徴の一つは、毎月サネの会員に届く奨学生からの手紙です。今日はそんな手紙の一つをご紹介します。エクアドルは気候変動の影響で雨不足による停電が続いていますが、学生たちの生活にどのような影響があるのかも知っていただけたらと思います。

*マドリーナは文通相手に向けて奨学生が呼びかける呼称で、女性ならマドリーな、男性ならパドリーノと呼ばれます。

* * * * * * * *   * * * * * * * *   * * * * * * * *   

2024117日キトにて

パウラより   奨学生番号XXX

マドリーナへ

こんにちは、マドリーナ、あなたとあなたの素敵な家族全員に愛情を込めてご挨拶を申し上げます。皆様のご健康を願っております。

10月は学業面でとても大変でした。すべての科目で試験とプレゼンテーションが行われ、1学期の成績に大きく影響します。停電がなければ、これほど大変なことにはならなかったでしょう。プレゼンテーションの準備には、インターネットが必要でしたが、停電のため限られた時間しか検索ができませんでした。私が住んでいるところでは、午前4時から午後3時まで電気が止められたり、午後5時から夜中まで止められたり。宿題、勉強、プレゼンテーションに費やす時間は非常に限られているのです。みんな真夜中に起きて午前 4 時まで課題をこなすなど、やや極端な方法で対応しました。だから私たちの睡眠時間はほとんどありませんでした。最近政府から、ネットを必要とする宿題を割り当てるべきではないという声明が出されましたが、私の学校では未だにネットを必要とする課題を出す教師もいて、このような短い電気供給の時間の中で適切な課題をこなすのは大変です。

一方、家では父の誕生日がありました。停電の問題はありましたが、父を食事に誘ったり、Tシャツをプレゼントしたりして楽しい一日を過ごしてもらいました。母と妹は、小さなケーキといくつかのものを購入する担当でした。父は 44 歳になり、私は最近、時間が経つのが早すぎると感じています。父には今後何年も生きてほしいし、私がどのように目標を達成するかを見届けてほしいと思っています。特にパンデミックが終わり、日常に戻ってから、以前は1日がもっと長くて、より多くのことに取り組む時間があったなーという印象があります。 あなたも最近、時間が経つのがとても早く感じますか?そう思っているのが私だけではないことを祈ります。

話は変わりますが、10月はとても幸せな瞬間もありました。私は自分の住んでいる地域で無料の文学コースに参加していて、そこでたくさんの興味深い本を読んできました。すごく良いことは、家に持ち帰って続きを読めることです。とても気の合う友達もできました。週末にはピクニックなどに出かけることもあります。新しい人に出会うのが大好きです。

SOJAEでの活動に関しては、新しいことを学ぶことができ、前回の講座はとても楽しかったです。アンデス特有の楽器(サンポーニャ)を自分たちで作作りましたが、とても楽しかったです。スタッフの皆さんは、私たち一人一人に合うようにそれぞれサポートしてくれました。また、新しい奨学生と一緒に活動するのはとても楽しかったです。また、私は元奨学生の皆さんと時間を過ごすのも好きだし、親友のヘスス・ラモスとは同い年でとても優しいです。今年はSOJAEでの最後の年なので、私たちの友情が長く続き、良い思い出が残るように、できるだけ多くのことを彼と分かち合うようにしています。

最後に私はあなたに大きなハグを送り、神が常にあなたを気にかけて祝福してくださるようお願いします。ここエクアドルでは、いつでもあなたのために私がいるということを忘れないでください。

* * * * * * * *   * * * * * * * *   * * * * * * * *

Una de las características principales del programa de becario de SANE es intercambio de las cartas que los becarios  envían a los miembros de SANE cada mes. Hoy nos gustaría presentarles una de esas cartas. Ecuador continúa experimentando cortes de energía debido a la falta de lluvia debido al cambio climático, y esperamos que ustedes conozcan cómo esto está afectando la vida de los estudiantes.



2024年11月20日水曜日

より良い給食提供に向けて給食委員会開催

11月19日にウンベルトフィエロ校の校長先生、保護者の代表の方々と生徒会委員の2名が参加して給食委員会が開催されました。委員会では、まずこれまでの活動について話し合いました。その後、栄養士のジュリが作成した食事メニューが提示され、栄養要件を考慮してみんなで合意しました。


詳細はみんなで共有できるようにまだ調整中ですが、完成しつつあります。

話し合った結果、保護者は主要な穀物と小麦粉を準備し、今週中に今ある原材料の在庫管理を行います。一方で、生徒達は食堂の清掃、食器洗浄など清潔に保つことに責任を負うことになりました。

Hoy 19 de noviembre mantuvimos una reunión con la directiva de padres de familia del CECIB Humberto Fierro y de dos estudiantes miembros del Coneejo Estudiantil. Se discutió sobre las actividades que se realizaron hasta la fecha. Se presentaron los menús en los que trabajó Yuli de los cuales estuvieron de acuerdo considerando los requerimientos nutricionales. 

Aún estamos haciendo ajustes para poder compartirles, en estos días terminamos. 

Como resolución, los padres de familia se comprometieron a garantizar la dotación de los principales granos y harinas, en esta semana se encargarán de realizar un inventario de los productos existentes (ingredientes). Por otro lado, se hablaron de roles y responsabilidades de los estudiantes en la limpieza del comedor y continuarán encargándose de la limpieza de sus utensilios.

2024年11月19日火曜日

11月の奨学生講座報告キト支部

カヤンベ支部の講座と同日の11月17日土曜日、キト支部も講座が主に二つの内容で行われました

最初の部分では、政治学者のハビエル・セバージョスさんが、この国に影響を及ぼす現在の政治問題について詳細な分析を行いました。トピックの中には、副大統領の停職、権力乱用、ジェンダー面での政治的暴力、エネルギー危機、公共政策における戦略的ビジョンの欠如などが含まれていました。話の中で奨学生達の高校生としての役割を超えて、(国民として)政治を理解することの重要性が強調され、若い参加者に批判的な熟考を促しました。彼らの中での討論を通じて、政治と政治に関連する重要な概念が取り上げられ、こういった問題の原因と結果、および市民の参加の重要性を理解できました。

この日の後半は、11 月の伝統に沿った文化的な活動を行いました。参加者は飾り付け、セシリア・キラチャミン(元ソハエの秘書だったメンバーでいつも奨学生のために料理を担当してくれています)が用意したコラーダ・モラダ(伝統料理の一つ)を提供し、みんながまとまっていくためにも文化保存の手段としての国民的習慣の価値を認識することができました。この活動は、みんなで楽しむだけでなく、政治的、社会的変化の中で伝統を守り続けることの妥当性について考える機会になりました。


El sábado 17 de noviembre, se llevó a cabo la charla mensual organizada por el núcleo Quito, la cual estuvo compuesta por dos bloques principales.

En la primera parte, el politólogo Javier Cevallos dirigió un análisis profundo sobre temas político-coyunturales que afectan al país. Entre los temas tratados estuvieron la suspensión de la vicepresidenta, el abuso de poder, la violencia política de género, la crisis energética y la falta de visión estratégica en las políticas públicas. Durante su intervención, se destacó la importancia de comprender la política más allá de sus roles formales, fomentando la reflexión crítica en los jóvenes participantes. A través de dinámicas interactivas, como un debate organizado, se abordaron conceptos clave relacionados con la política y lo político, incentivando a los asistentes a analizar las causas y consecuencias de estos problemas actuales, así como la importancia de su involucramiento ciudadano.

La segunda parte de la jornada estuvo dedicada a una actividad cultural, en sintonía con las tradiciones de noviembre. Los participantes decoraron guaguas de pan y se sirvieron la colada morada que fue preparanda por Cecilia Quilachamin, fortaleciendo el valor de las costumbres nacionales como un medio de cohesión social y preservación cultural. Esta actividad no solo sirvió como un espacio de convivencia, sino también como una oportunidad para reflexionar sobre la relevancia de mantener vivas las tradiciones en medio de un contexto de cambio político y social.

11月の奨学生講座報告カヤンベ支部

11月17日の日曜日にカヤンベ支部の奨学生の月例会議が開催されました。いつもワークショップが行われますが、今回のテーマは金融教育。 4時間に及んだこのワークショップのファシリテーターは、CRISFE財団のスレニー・ベガさんでした。。キト支部でも以前この活動をしています。

ワークショップでは、家計の構成、貯蓄の重要性、ローンを組む動機、家族の資産という 4 つのテーマに取り組みました。

奨学生は、高い関心を持って取り組んでいました。無料の教材をいただいたので、自宅で学習したり、家族と共有したりすることができます。

最後に参加者は参加証をもらいました。写真はその時の様子です。






Les comento que ayer, domingo 17 de noviembre, se llevó a cabo la reunión mensual con los becarios del núcleo Cayambe, en la cual se realizó un taller de educación financiera. Este taller, que tuvo una duración de cuatro horas, fue impartido por la Sra. Suleny Vega, facilitadora de la Fundación CRISFE.

La colaboración con esta fundación fue posible gracias a la gestión de Katherine Sánchez, ya que los becarios del núcleo Quito habían participado previamente en esta misma actividad (Hace unos meses).

Durante el taller se abordaron cuatro módulos: Organización del presupuesto familiar, Importancia del ahorro, Motivaciones para realizar un crédito, y Patrimonio familiar.

Los becarios mostraron gran interés en los temas tratados. Además, recibieron material gratuito correspondiente a los cuatro módulos, para que puedan estudiarlos y compartirlos con sus familias en casa.

Como cierre, cada participante recibió un certificado de asistencia. A continuación, comparto algunas fotos del evento.

2024年11月7日木曜日

一人のエクアドルの奨学生と文通を通して交流を深めてみませんか?

サネ(SANE: Sociedad de Amigos del Niño Ecuadtorianoエクアドルの子どものための友人の会)は、現地組織のソハエ(SOJAE: Solidaridad Japonesa Ecuatoriana para la Educación 教育のための日本エクアドル連帯)と共に活動をしています。その活動は奨学生事業と教育環境改善事業の二つの軸がありますが、奨学生事業では現地の経済的に困難を抱えた家庭の中高校生を対象に奨学金を支給し、毎月の講習会と日本のサネの会員との手紙の交換を通して交流を行っています。現地の学校の年度は9月に始まっていますが、現在新しい奨学生を迎えて日本の文通相手を募集中です。
SNSを通した交流が主となって私たちの生活に手紙を書く習慣がなくなってきていますが、落ち着いて相手のことを思って手紙を書く活動は大事なことではないでしょうか。手紙交換を通して奨学生を支えていきたいと思われる方はサネの会員となって文通をしていただけませんか?サネは認定NPOとなりましたので、サポーター会員になってくださると会費(月1,000円から3,000円までお選びいただけます)年末調整で40%が戻ってきます。スペイン語と日本語の間の翻訳は翻訳ボランティアがやってくれます。手紙はメールを通して送付されますので別途料金はかかりません。お気軽にご連絡をください。


 

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (11月5日)Diario del proyecto en Cayambe

私たちはグスタボ・アドルフォ・ベッケル校で、高校3年生に栄養学(食品の操作、野菜の栄養的寄与、食品の適切な組み合わせ)について話をしました。話しているのは栄養士のジュリです。



2024年11月5日火曜日

カヤンベ栄養事業スタッフ日記     (10月19日)Diario del proyecto en Cayambe

私たち(ジョセリンとカテリネ)はウンベルトフィエロ校を訪問し、調査を修了しました。

保健省は、消防署などと協力して、カヤンベの私立および公立学校に対して次のことについて10月3日に校長を集めて伝えました。
1.⁠ ⁠食品の取り扱いと取扱い。
2.⁠ ⁠基本的な応急処置。
3.⁠ ⁠火災の予防と管理 - 消火器の使用と管理、および操業許可。
3.⁠ ⁠法的規制「スクールバー(学校の購買部)の運営」。

※ちょっとサネから説明*
このうちの購買部では駄菓子などを売ることができないことになっていますが、守られておらず、子ども達がお弁当用にと持ってきたお金がお菓子を買うことに使われていることもよくあります。ウンベルトフィエロ校ではそのようなことがあってスクールバーそのものを廃止しました(そうすると学校の外で売られるようになったりするのですが・・・)。今回の措置が効果を発揮できると良いのですが。

カテリネが動画を撮ってくれたので、調査しているところや給食の様子を送ります。






2024年10月29日火曜日

35周年記念飯能ミニツアー

交流会の後は、飯能銀座通り商店街へと飯能河原、割岩橋、子ども図書館、絹甚、お酒の博物館のようなまるや酒店などを紹介しながら皆さんをお連れしました。中には飯能に移り住みたくなっている方もおいででした。
飯能のお酒が皆さんとても気になった様子。大使もお土産に購入してくださいました。


❤️エクアドルのビーズでアクセサリー作りワークショップ❤️
エクアドルの高級チョコレートはなんと完売!ヒメナさん手作りのグアグアデパン(子どもの形をしたパン)も大人気ですぐに完売!お客さんも買って帰るではなく、連れて帰るという表現を使っていたのが印象的でした。写真はマルトクカフェの前でチョコレートとパンを売る宮地事務局長とヒメナさん。

ボランティアでバナナ寄付販売を頑張ってくれた中学3年生のちーくん。エクアドル大使と記念写真!



 

交流会のスナップ

 参加者の皆さんの素敵な表情をご覧ください。







美味しいコーヒーを淹れてくださってありがとうございます!


2024年10月27日日曜日

35周年記念交流会

昨日は、エクアドル大使、飯能市長、教育長の皆さまをお迎えし、サネの35周年記念交流会を開催いたしました。色々な行事でお忙しい中を多くの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。
これまで35年の長きにわたり、支えてくださった全ての皆さまに心よりお礼申し上げます。



現地からのメッセージ映像(カヤンベスタッフのダーウィンとウンベルトフィエロ校校長のアントニオのメッセージから開始しました。)大使からのご挨拶に続き、サネのこれまでを振り返って代表よりサネ全体の歩み成果と課題のまとめ、奨学生部会、教育環境部会より現地事業のご紹介、事務局より国内基盤強化の活動についてのご報告をさせていただきました。

その合間合間に、初代代表の菰田さんご夫妻(会場で初めてお会いしたというメンバーがたくさん!)、開設当初からのメンバーだった方々、エクアドルツアーに行かれた方、新しくメンバーになってくださった方や普段からご協力くださっている専門家の方、会員以外の方々も含めて、ご参加いただいたほとんど全ての皆さまから、サネの活動への思い、これまでの経験、ご意見などもいただくことができました。本当にありがとうございました。

『なぜ友人の会という名前をつけたのですか?』という質問もあり、最初からの会員の方から、『最初はぺぺの友達という意味もあったけれども、その後友達から友達へと大きく輪が広がった』という答えが。また、教育環境改善事業について、サネビジョンの巻頭メッセージともなった『私たちの願いは自立したコミュニティを作り上げること』の次の一節が紹介され、改めてみんなでカヤンベの子ども達が書いた絵を見ました。

私たちの活動とその発展は今年パリで展示された、子どもたちによって描かれた世界一大きな絵に見ることができます。私たちの歩みは大地から始まり、教室、トイレ、食堂を建設し、次に建設した施設の維持管理を行い、植林による森林再生、そして最後に、楽園の創設と耐久性のある持続可能なシステムを通した栄養価の高い学校給食の実施による、子ども達の栄養を改善するためのプログラムへと発展してきたのです。

会場にあたたかな空気が流れ、貴重な時間となりました。

写真:ダーウィンのメッセージ



写真:セサル・モンターニョ大使






写真:新井市長












写真:中村教育長
     
       写真:杉田代表理事
写真右:飯能市民会館202会議室


エクアドル大使館 ニュスタ・マルドナド一等書記官、サネ初代代表菰田夫妻、杉田代表理事、モンターニョ大使、江原理事(記念誌編集委員長)、マリアエレナ公使、サネ協力者菅沼さん

2024年10月23日水曜日

35年目の出会い&再会を

10月26日午前10時 飯能市民会館へ

サネは1989年7月に会として設立され、今年で35年が経ちました。

地道に国際協力をしている市民の組織があって良かったと思ってくださる方、

南アメリカやエクアドルに関心がある方、

ぺぺは今どうしているの?と懐かしく思われる方、

サネってどういう会なの?この機会に知ってみたい、と関心がある方、

そんなみなさん、10月26日に飯能市民会館にお出かけください。

現地の子ども達の様子、現地のスタッフや子どもたちからのメッセージ、90年代を中心とした大ホールでの興奮のコンサートなどなどをぜひご一緒に。そしてサネのこれまでとこれからを語り合えたらと願っています。

午後は銀座通り商店街でもお待ちしています。いつも大好評の田辺農園バナナ、繊細なエクアドルのカカオを使ったチョコレート、森林の中で栽培されているコーヒー、エクアドルを体験するコーナーもあります!

午前中はこちら

エクアドル高級チョコレートノエルベルデ

 佳きものをはこぶ(HPより)

カカオの起源と言われるエクアドル。ここには素晴らしいカカオがありました。このカカオの素晴らしさを多くの方に手に取って頂きたい。​本物をそのまま届けたい。そしてそこに繋がるモノ、人、環境がより豊かになって行くような持続可能な未来を願い、Noel Verde(ノエルベルデ)は2018年に立ち上がりました。

Noel Verdeのチョコレートはエクアドルの味を日本人の味覚で最大限に引き出し身体から美味しいと感じる安心安全のチョコレートです。

LA COSTA RAW きのこの味がするようなプレーンタイプのRAWチョコレート。自然光を使って低温(48°C以下)で焙煎したカカオ豆を使用しましたRAWチョコレートです。カカオ豆はエクアドルの海岸地方の小さなコンベントという村に住むベラスケスご一家のアリバ種を使用しました。通常の製法とは全く異なるフレッシュなカカオ感が味わえます。特徴的な唯一無二の味わいです。(25g)


ニコフ+酒粕 福島にある造り酒屋、仁井田本家の『にいだのさけゆき』と70%カカオを合わせました。カカオ感の後に酒粕の旨味、後半はベリー系のレッドフルーツ様が立ち現れます。クリーミーな味わいとほのかな酒粕が余韻と共に長く鼻に抜けます。(25g)


BANANA フルーティーさと大地感が特徴のカカオとフリーズドライしたバナナのパウダーのコンビネーション。黒糖の様な強めの甘味に、柑橘系のフルーツ様が来、最後に少しだけバナナの甘味だけかに感じられます。エクアドルはバナナ輸出国世界一なのですが、その中でもエクアドルで日本人の方が育てたこだわりのバナナを使用しております。(25g)


ストロベリーホワイト 未脱臭・無漂白の発酵RAWバターから作られたホワイトチョコに、苺とカカオニブを配合。

香料などを一切使用していない素材そのものの味や香りをお楽しみください。(80g)

お試し用ミニタブレット(10g)もあります!
10月26日13時〜飯能銀座通り商店街マルトクカフェ前
35周年記念特別価格



コーヒー、いかがですか?

  毎日飲んでいるコーヒー

     ちょっとこだわってみませんか?

      〜国際的にも認められた品質〜

インタグコーヒー/エクアドル100%

ハチドリコーヒー/エクアドル・メキシコ

森のめぐみコーヒー/エクアドル・メキシコ・東ティモール

利きコーヒー、やります

10月26日13時〜at 暮らしの循環センターフカダヤ

森の自然と共に育ったオーガニックコーヒー

微妙に違う酸味と苦味のバランス


お気に入りを見つけてください

 35周年記念特価(200g) 

2024年10月22日火曜日

26日は田辺農園バナナが飯能に    🍌美味しいエクアドルバナナ🍌

飯能の皆さんにはすっかりお馴染みになった、田辺農園バナナ。26日にはブックマークで販売します。そして、これはエクアドルでの教育支援に全額寄付されます。今日はそのお話を田辺さんにお聞きした時の記事をご紹介します。

田邊さんにバナナの話を聞く 

自然の力を活かす:有効菌の働き


サネでは、年に2回ほど飯能祭りなどの際に田辺農園からご寄付いただいたバナナを1100円で皆さんにお買い上げいただき、この収入をエクアドルでの事業のために使っています。もっちりとした濃厚な甘さの大ぶりのバナナが大人気を呼び、事前にたくさんの予約が入ります。このバナナの美味しさの秘密を田邊正裕さんに伺いました。

杉田:2006年に私が農園を訪ねたときに、当時日本でも話題になっていたEM菌、ぼかしを使っていたのが印象的でした。今も続けていらっしゃいますか?

田邊:はい、ずっと使ってきています。EMとは Effective Microorganisms(有効微生物群)のことで、発酵して酵母菌や乳酸菌などの安全で有用な多種の微生物が増殖してくる。これがぼかしという肥料になるんですね。この有効菌が増殖する力を土に還元します。生きた土から作るバナナ栽培法です。バナナの残渣など農園から出る廃棄物を使って、畑に返す循環型農法を行っています。ゴミは出しません。土は長い間使ってくる間に疲弊してくるのですが、外から化学的に養分を与えるのではなく、土にある養分を分解して根が吸い取るというプロセスを作り出すという、持続性を保つための一つの方法、自然な形の循環農法ですね。

杉田:今サネはカヤンベの学校で学校菜園支援を行っていますが、自分達で肥料を作れるようにと昨年からコンポストを指導しています。これとは違うのでしょうか。

田邊:コンポストは完熟なのですが、ぼかしはその前の熟し切っていない段階なのです。生きているかどうかということでしょうか。ですからどうしても不安定で扱いに技術が必要になるという面もあります。

杉田:バナナは病気に弱いと聞いていますが対策はどうしておられますか。

田邊:有効菌があるが為に根が張って養分が吸いとりやすく、病害菌に強くなるのです。薬品に頼らず植物が持つ力を活かすというのが我々のコンセプトなんです。

杉田:この考え方はバナナに限らず、色々なことに共通している気がしますね。

田邊:そうなんです。田邊農園も進歩していまして、研究室を持っています。EM菌以外にも他の菌を増殖しています。アジアなどで十数年前から脅威となっている病気がありまして、南米にも2018年に上陸しました。コロンビアやペルーにもみられます。でもエクアドルにはまだきていません。この病気は土を汚染するのですが、これに対抗する菌を増やそうと努力しています。 

*元々自然が持っている力を活かすこと、それが持続可能性につながるという考え方にとても感銘を受け、希望を感じました。

(インタビュー杉田優子 写真は田辺農園を訪問した時のもの。)

 
写真:バナナは一本の木にひとふさしかならない。丁寧に世話をするスタッフ。
収穫したバナナはこの滑車のついたロープでセンターまで運ばれる。






センターでの洗浄の様子。洗浄は薬品を使わず酢酸で。
トラックに積み込むまでの速さが勝負。青いまま温度調整をしたトラックに運び込まれ、港から船でそのまま日本へ。




2024年10月21日月曜日

エクアドルビーズdeアクセサリーづくり❤️可愛い❤️

 今週土曜日はエクアドルの子どものための友人の会(サネ)の35周年記念イベントがあります!

この一環で、午前中は市民会館で活動報告&サネのこれまでと今と未来を語る交流会、午後は飯能銀座通り商店街のフカダヤ、マルトク、ブックマークの3店舗で楽しい販売&イベントを行います。
フカダヤではクラフト作家の清水麻由さんを講師に迎えてアクセサリー作りワークショップを行います。エクアドルでこの夏調達してきたビーズや天然石、西川材を使ったアクセサリーを一緒に作ってみませんか?参加料金を払っていただくとエクアドルアンデス地域の子ども達の給食実施のための寄付にもなります(26日の全ての販売品は一部が寄付になります!)。
フカダヤではこのほかに『利きコーヒー』とコーヒー販売会、キッズフリマも予定されています。
マルトクさんの前では高級チョコレートの販売、ブックマークではお馴染みのバナナ販売が予定されています。また、エクアドルで今の季節に食べるグアグアデパン(子どもの形をしたパン)も販売予定です。こちらはヒメナさんの手作り!
皆さーーーん、午後はお早めに銀座通りへ!