2021年5月21日金曜日

SANE通常総会のお知らせ

 5月30日日曜日13時からSANE通常総会をzoomで開催致します。総会にはどなたでもご参加いただけます。ご興味のある方は、ぜひ、info@sanejapan.orgへご連絡ください。今回は、開場を少し早めて、おしゃべりタイムを設けました。なかなか直接会えませんが、参加いただいた方と交流できるのを楽しみしています。

当日のスケジュールは下記のとおりです。

日時:5月30日日曜日
12:30開場・おしゃべりタイム
13:00スタート 
簡単な参加者自己紹介
総会
ディスカッション:テーマ「あなたなら、どんな参加をしてみたいですか?どんな参加ができますか?』
14:30終了
場所:zoom

2021年5月19日水曜日

エクアドルバザール6月6日at Bookmark 飯能

6月のエクアドルバザールのお知らせです!

午前中はNPO法人日本ガラパゴスの会の事務局長、奥野玉紀さんのお話、午後は飯能のものづくりママ清水真由さんの子ども向けワークショップです。エクアドルを中心とした民芸品、コーヒー、チョコレートの販売やフリマもあります。
講演とワークショップは、コロナ禍のために入場制限があります。ぜひご予約ください。エクアドルバザールは、エクアドルに関心のある皆様との出会いの場ともなってきています。
飯能でお会いしましょう!(西武池袋線飯能駅より徒歩5分、JR東飯能駅より徒歩10分)

                               

 

2021年5月17日月曜日

カヤンベのこれから 現地スタッフの思いに応えて

 


カヤンベの画家、カロバ氏の額の前で
ーカヤンベ支部のダーウィン、ヘルマン、SANE創設者のぺぺ、支部長のウイルソンー

カヤンベ支部の代表でもあり、メンバーの家族のような存在であったウイルソン・フランコさんが4月末に亡くなり、カヤンベには大きな衝撃が走り、深い深い悲しみが訪れました。SANEもSOJAEも小さな組織であり、メンバーはそれぞれが役割を果たすことで今の活動を支え、一人一人の存在は代えることが出来ないものです。突然のウイルソン氏の死はそのままカヤンベ支部を直撃し、それはカヤンベの山間部の学校で頑張っている先生や保護者達にも大きな影響を与えます。

そのような懸念を抱きつつ、10日ほどの期間をおいて、今後の方向性を話し合う機会を持ちました。カヤンベでは3年間のJICA草の根技術支援事業の3年目がコロナ禍の困難の中進行中です。このコロナ禍で、1年以上学校に子ども達が来ない状況が続いており、事業期間の2年目は子どものいない学校での活動となってしまいました。今後事業をどうするのかーこの問題も大きな課題となっています。期間延長をする方向でJICAと交渉するのか、それとも終わりにするのか。先行きが見えない中、JICAからは期間延長よりも一旦終わりにしてはどうかと意見も出ています。

★  ★ カヤンベメンバーの思い ★         ★

エクアドル政府は学校に子ども達が来られるようにしなくてはならないと考え、教師にワクチン接種などを進めている。来年度(2021年9月)から学校は並行授業(学校に来る子ども達を分けて週の半分は対面で、半分は自宅で行う)で行うだろう。学校に来た子ども達の栄養状態は良くないことは確実なので、6校とも回数は少なくても給食を出せるように支援したい。コロナによる休校になる前(2019年3月から2020年3月初め)まで1年かけて積み上げてきたことはゼロになったけれども、また1年かければできる。できることなら2022年6月まで期間を延長して取り組みたい。

★  ★         

32年の歩みの中で、SANEとSOJAEはエクアドルの子ども達の教育を良くしたいと共に歩いてきました。この厳しい状況の中でも休まず、ゆっくりとではあっても前向きに歩いていこうとするメンバー達の努力が報われるように、そのために、日本でも努力をしていきたいと思った話し合いでした。

2021年5月10日月曜日

2021年5月4日火曜日

エクアドルの新型コロナウイルス感染症の状況と奨学生の様子

エクアドルでも大都市を中心に新型コロナウイルス感染症が増加傾向にあり、再度状況改善を目的とする非常事態宣言が発令されました。期間は今のところ423日から520日までです。

感染増加が深刻な16県(SANEが活動しているピチンチャ県を含む)に対しての主な規制は次のとおりです。


* 月曜日から木曜日は20時から5時の夜間,週末は金曜日の20時から月曜の5時の全ての間が外出禁止。(医療関係者など一部の職種を除く)

*大型のイベント・集会・宴会は禁止されます。商業施設,レストラン,葬儀場,教会,ジム,劇場,映画館は30%,食品の販売施設は50%の収容人数制限が課せられる

*全ての県において外出禁止時間帯における酒類の販売・消費が禁止。

 

なお、奨学生部会の報告によると、学校教師はワクチン接種の対象となったため、カヤンベ奨学生担当ののダーウィンも接種する予定です。

奨学生の親たちは仕事を得られるようになってきていますが、日雇いなど不安定な仕事が多く、日給が5ドル(550円)というひどいケースもあリ、大変な状況は続いています。


この状況下、奨学生たちの中には本人と家族が感染したケースが1件でました。しかし、現在は、快方に向かっている様子です。

また、家族の手伝いや試験で時間がなかったとのことで、一時連絡がとれなかった奨学生がいたようです。現在、スタッフがその奨学生と連絡をとってケアに努めているとのことでした。


キト支部では奨学金は口座振替にしています。また、奨学生への講習会は、オンライン(Zoom)で継続しています。講座では、元奨学生のパトリシオ・ペレスさんが4回シリーズでインターネット技術について伝えてくれています。
カヤンベではコロナの問題が起きてからも、
町も小さいので直接顔を見て奨学金を渡すことでつながりを持ってきました。ただ、全員を集めて講習会をやって来ることはできなかったのですが、オンライン(Teams)でできるかどうか、挑戦してみたいとのことでした。