2021年5月4日火曜日

エクアドルの新型コロナウイルス感染症の状況と奨学生の様子

エクアドルでも大都市を中心に新型コロナウイルス感染症が増加傾向にあり、再度状況改善を目的とする非常事態宣言が発令されました。期間は今のところ423日から520日までです。

感染増加が深刻な16県(SANEが活動しているピチンチャ県を含む)に対しての主な規制は次のとおりです。


* 月曜日から木曜日は20時から5時の夜間,週末は金曜日の20時から月曜の5時の全ての間が外出禁止。(医療関係者など一部の職種を除く)

*大型のイベント・集会・宴会は禁止されます。商業施設,レストラン,葬儀場,教会,ジム,劇場,映画館は30%,食品の販売施設は50%の収容人数制限が課せられる

*全ての県において外出禁止時間帯における酒類の販売・消費が禁止。

 

なお、奨学生部会の報告によると、学校教師はワクチン接種の対象となったため、カヤンベ奨学生担当ののダーウィンも接種する予定です。

奨学生の親たちは仕事を得られるようになってきていますが、日雇いなど不安定な仕事が多く、日給が5ドル(550円)というひどいケースもあリ、大変な状況は続いています。


この状況下、奨学生たちの中には本人と家族が感染したケースが1件でました。しかし、現在は、快方に向かっている様子です。

また、家族の手伝いや試験で時間がなかったとのことで、一時連絡がとれなかった奨学生がいたようです。現在、スタッフがその奨学生と連絡をとってケアに努めているとのことでした。


キト支部では奨学金は口座振替にしています。また、奨学生への講習会は、オンライン(Zoom)で継続しています。講座では、元奨学生のパトリシオ・ペレスさんが4回シリーズでインターネット技術について伝えてくれています。
カヤンベではコロナの問題が起きてからも、
町も小さいので直接顔を見て奨学金を渡すことでつながりを持ってきました。ただ、全員を集めて講習会をやって来ることはできなかったのですが、オンライン(Teams)でできるかどうか、挑戦してみたいとのことでした。

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