2023年3月26日日曜日

アジア学院での研修へ!


今朝早く無事にジョセリンが成田空港に着きました。栃木県のアジア学院(アジア農村指導者養成専門学校) https://ari.ac.jp の方と合流し、これからに9ヶ月間の研修に入ります。5月27日には飯能に来てサネの総会イベントに参加します。12月には3週間くらい飯能に滞在予定です。皆様、よろしくお願いします!アジア学院の共通言語は英語です。皆様とも英語でコミュニケーションができますのでぜひ飯能に来た時は彼女と交流してください。

¡Finalmente Joselin llegó! ¡¡Bienvenida A Japón!! Durante los próximos 9 meses, participará en varias actividades para convertirse en un líder agrícola en ARI junto con personas de muchos países. El 27 de mayo viene a Hanno para conversar con la gente de SANE y en diciembre estará con nosotros por tres semanas.

2023年3月25日土曜日

現地スタッフジョセリン、日本へ

ソハエのJICAプロジェクトのスタッフを務めてくれた元奨学生のジョセリン・コヤゴが、アジア学院に留学するために現地を立ちました。メキシコを経て成田空港に着くのは明日の午前6時過ぎです。さあ、いよいよ日本へ!ジョセリンは5月27日の総会で飯能市において皆さんと交流予定です。

写真は昨年6月の杉田の出張時の写真です。左がジョセリンで右がお母さんです。ジョセリンは一人っ子なので。10ヶ月間お母さんが寂しくなりますが、日本で地域農業を学びソハエの新しいリーダーとしてカヤンベ市の農業の発展をになっていってほしいと願っています!

2023年3月21日火曜日

絵画展のご紹介

 今度は絵画展の全容をご紹介します。

まず、日本の子ども達の絵です。名栗小学校の校庭で11月に描きました。紅葉の様子がわかります。大きな銀杏の木がありました。赤く紅葉した木も。


ウンベルトフィエロ校の子ども達の絵です。カラフルですね。

こちらがグスタボアドルフォベッケル校の子ども達の絵です。社会派の子もいますね。


そしてサネの写真です。杉田が出張時に撮影した写真も多いです。


エクアドルとサネの現地活動の紹介です。

アンデスクイズ、やってみませんか?

全問正解者にはサネのポストカードがもらえますよ。



絵画展にお出かけくださりありがとうございます!

 飯能市や飯能市国際交流協会、名栗小学校の皆さんのご協力によって市民活動センターでの開催が可能になった、日本エクアドルの子ども達の絵による緑の交流絵画展は、連日皆様にご来場いただき、メッセージもいただいています。

エクアドルの子ども達の絵を少しご紹介します。右の写真は絵を描いている子ども達の様子です。これらの絵は学校のある村の様子がよく描かれています。絵には『私の村』と題が書かれていますが、背景にはアンデスの山々があり、頂上には雪があります。カヤンベは赤道直下にありますが、この村は標高が3200mあり、カヤンベ山の高さは5700mです。エクアドルには四季はなく、大きくいって雨季と乾季に分かれます。夏(日本と同じように8月ごろまで)は乾季でカヤンベ山の雪解け水が頼みになります。

ですからカヤンベ山に雪が積もっていることは大事なことなのです。そして、1枚目の絵には学校のすぐ近くに学校菜園が描かれていて耕運機が動いています。この耕運機もサネが助成金をもらって寄付したもので、大活躍をしています。サネが支援している学校は現在6校ですが、どの学校でも菜園を作って、収穫物を給食で食べています。
3枚目の写真を見ると
エクアドルでは太陽を黄色で描くのですね。赤道直下なので気温が低くても太陽には近くて、子ども達は日焼けでほっぺが赤い子が多いです。

子ども達の家は学校から離れたところにあることが多く、早朝にご飯を食べずに登校してくる子もたくさんいます。学校では朝食として政府が栄養剤入りのクラッカーのようなものと味付きの牛乳を出しますが、多くの子ども達はお腹を空かしています。そこで、サネは先生や保護者に働きかけて手作りの温かい給食を出せるように支援しています。

右の3枚の絵は学校菜園で子ども達が働いているところを描いています。どの絵も水をやっていますが、堆肥づくり、土作り、草取りや収穫といったたくさんの作業の中でも水やりの絵が多いのが印象的でした。日本と違って地域の灌漑施設が整っていないため、どの学校も水不足に悩んでいます。そんなこともあってこうやって水をやる必要があるのでしょう。

サネは貯水池や貯水タンクの設置も支援してきました。どの絵も野菜が元気に育っている様子ですね。

現在サネは埼玉国際交流基金の助成を受けて肥料づくり講習会を行い、学校菜園を現地の人たちの力で継続していけるように支援しています。

また、国土緑化推進機構からの助成金で標高が高い学校を強風から守るために植林をしています。この絵画交流はその一環で行われています。

来年もまた交流できると良いなと願っています。

左は実際に畑仕事をしている子達です。授業の一環で取り組んだり、放課後の活動として行っています。






最後に、こんな絵がありましたのでご紹介します。この絵には、環境を守りましょうと書かれています。


2023年3月20日月曜日

サネの活動報告会が開催されました

サネの活動報告会が、絵画展開催中の市民活動センターで行われました。サネの活動紹介とともに、2月に現地出張に行ってきた貝森さんが現地の様子をしっかり伝えてくれました。


その後、エクアドルインタグコーヒーを丁寧に入れてくださっている喫茶もなみのコーヒーをいただきながら参加者のみなさんで交流をしました。




 

絵画展、始まる(26日まで)

 

東飯能駅の丸広7階にある市民活動センターでの飯能市とカヤンベ市の子どもの絵画展が開催されています。祝日、週末はスタッフがおり、エクアドルのチョコレートやコーヒーなども販売していますのでぜひお立ち寄りください。
アンデスクイズも実施中で全問正解の方にはバナナチップスか絵葉書のプレゼントがあります。バナナチップスは残りが少ないのでお早めに!






2023年3月10日金曜日

飯能市とエクアドルカヤンベ市の子ども達の絵画展

 サネは国土緑化推進機構の助成を受けて現在アンデスの標高3200mの村にあるウンベルトフィエロ校と、3600mのところにあるグスタボアドルフォベッケル校で、学校を守る植林事業を行っています。この事業の一環で、2校の子どもたちと飯能市の子ども達の絵画による交流を行っています。
 先日のブログでも少し触れましたが、飯能市とカヤンベ市は2018年の日本エクアドル外交関係樹立100周年の折に両市の市長が友情の手紙交換をした間柄です。二つの市はどちらも首都に比較的近いところにありながら広い山間部を持つ市であり、子ども達は自然に恵まれた環境の中で育っています。今回の絵画教室や互いの環境を紹介しあうことを通して、自分の住む地域や相手の国の子ども達の住む地域を知り、森林や自然豊かな環境の中にいる喜びを感じあうことができたらと願っています。そして、絵画展を通じて広く互いの市民の皆さんに国土緑化の趣旨を伝えます。
 飯能市やお近くにお住まいの皆さん、ぜひ東飯能駅隣の丸広7階、市民活動センターで開催される絵画展にお出かけくださり、子ども達の絵を楽しんでいただけたらと願っています。



2023年3月7日火曜日

飯能市とカヤンベ市の記念樹の再植樹

 日本エクアドル外交関係寺樹立100周年の2018年に、飯能市とカヤンベ市の友情の記念樹として中央公園に植えられた2本の木は残念ながらその年のうちに枯れてしまい、記念碑だけが残っていましたが、それから4年余りたち、市役所の公園課の職員の方や国際交流協会の方が気にしてくださり、この度再植樹ができました。皆様のご厚意に深く感謝します。

このカヤンベから来た木は、2018年にエクアドルから日本に送られ、杉田の自宅で4度の冬を越したものなので飯能の気候にも鍛えられてきっと根付いてくれると思います。皆様、ぜひ中央公園や市民会館にお越しの際は、駐車場の東にある芝生の中の記念碑と2本の木をご覧ください。

国際交流協会会長の中里さん、事務局の清水さんご夫妻、サネの鈴木、東城、杉田で植樹しました。また、市の関係の造園業者の方や、尾島グリーンサービスの尾島さんより丁寧なアドバイスをいただきました。たくさんのご協力に感謝します。









写真右から、中里会長、杉田代表理事、東城理事、鈴木理事。

なお、杉田宅にもう1本杉田が挿し木で増やしたカヤンベの木がありますが、小室クリニックの正面植え込みの一角に植樹予定です。夏には真っ白い星のような小さな花が紫陽花のように咲くかと思います。皆さんに楽しんでいただけたらと願っています。