子ども達の家は学校から離れたところにあることが多く、早朝にご飯を食べずに登校してくる子もたくさんいます。学校では朝食として政府が栄養剤入りのクラッカーのようなものと味付きの牛乳を出しますが、多くの子ども達はお腹を空かしています。そこで、サネは先生や保護者に働きかけて手作りの温かい給食を出せるように支援しています。
右の3枚の絵は学校菜園で子ども達が働いているところを描いています。どの絵も水をやっていますが、堆肥づくり、土作り、草取りや収穫といったたくさんの作業の中でも水やりの絵が多いのが印象的でした。日本と違って地域の灌漑施設が整っていないため、どの学校も水不足に悩んでいます。そんなこともあってこうやって水をやる必要があるのでしょう。サネは貯水池や貯水タンクの設置も支援してきました。どの絵も野菜が元気に育っている様子ですね。
現在サネは埼玉国際交流基金の助成を受けて肥料づくり講習会を行い、学校菜園を現地の人たちの力で継続していけるように支援しています。
また、国土緑化推進機構からの助成金で標高が高い学校を強風から守るために植林をしています。この絵画交流はその一環で行われています。
来年もまた交流できると良いなと願っています。
左は実際に畑仕事をしている子達です。授業の一環で取り組んだり、放課後の活動として行っています。最後に、こんな絵がありましたのでご紹介します。この絵には、環境を守りましょうと書かれています。
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