グスタボアドルフォベッケル校ってどんな学校?
この学校はサネとソハエが支援している6校の中でも最も高い標高にある学校です(約3600m)。カヤンベ山間部のカンガウア教区(教区は教会を中心にいくつかの村がまとまった地域のこと)にあるのですが、その中心地から学校までの交通手段は公的なものはなくトラックなどで行くか歩くしかありません。筆者(杉田)は毎年ソハエの車で訪問していましたが、車がないと大変です。2007年にサレシアナ大学の方々と一緒に車なしで行ったことがありますが、行きは中心地からトラックに乗せてもらい、帰りは学校から歩いて中心地に降りていくとずっと下の方に教会が見えるのですが、歩いても歩いてもなかなか着きません。標高も高いのでもう息も絶え絶えでした。その時運よく通りかかった車に乗せてもらって助かりました。地域は貧しく、中心地から離れているため出稼ぎも少なく、昼間から畑でお酒を飲んでいる人を見かけるなど、なかなか大変な地域でした。
学校にはこんなに子どもがいたのか!?と思うほど小学生から高校生までいて、遥か下から上がってくる霧を背景に校庭でサッカーをやっている姿が印象に残っています。子ども達は人懐こく、以前私と一緒に訪れた自由の森学園の生徒達と自然発生的に歌や踊りの交流をしたことが懐かしく思い出されます。
さて、地域的には事業を継続するのが大変難しいこの学校をサネとソハエは長く支援をしてきました。給食が唯一のまともな食事という子どもも多いのです。なかなか自立して自分たちで実施できるようになる、とはいかないのですが、それでも粘り強く働きかけています。
そんなグスタボアドルフォベッケル校の先生からの報告です。おはようございます、親愛なる仲間の皆さん、グスタボ・アドルフォ・ベッケル 校の高校3年から、学校全体の支援を受けて月 2 回の食事を準備することからなる健康的な食事プロジェクトが開始されることをお知らせします。
メニュー:ご飯、レンズ豆とソーセージ、調理したバナナ、ハーブティー
先生も生徒達も嬉しそうですね。たとえ月に2回でもこうしてみんなが一緒に食事ができることはとてもとても貴重です。現地事業責任者のジョセリンに聞いたところ、これは高校3年生の授業の一環で、生徒達が中心となって給食の準備をし、食材となる野菜を作るための学校菜園の活動も行うそうです。サネとソハエはLUSHの助成をいただいて学校菜園の支援をしており、すでに苗の準備が整っているということでした。3年生、頑張って継続してくださいね!*ところで、なぜ学校の名前はこんなに長いのか?実は学校の名前は国に貢献した偉人の名前が多いのです。人のフルネームをつけているから長くなるんですね。なかなか覚えられない!というので、地名で呼ぶことも多いです。(グスタボアドルフォベッケル校のある村はロッテドス。確かにこちらの方が覚えやすい!)
Buen día estimados compañeros se les comunica que TERCERO DE Bachillerato de la UECIB Gustavo Adolfo Becquer da inicio al proyecto de alimentación saludable el mismo que consiste en la preparación de dos comidas mensuales con el apoyo de toda la comunidad educativa.
Menu:
Arroz
Lenteja con salchicha
Plátano cocinado
Agua aromática
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