今年もパドリーノス交流会の開催が決定いたしました。対面とオンラインの両方で行います。会場は、東京大学駒場校舎です。銀杏の紅葉が素晴らしいですよ!おいでになれる方は東大の美しい構内を楽しみがてらぜひお越しください。会場から遠い方はオンラインでも大丈夫です。
交流会は、日本とエクアドルを ZOOM でつないで実施します。サネは会員の皆さんとエクアドルで学ぶ奨学生(中高校生)との間で毎月手紙の交換をしています。そして交流会では、文通している奨学生とZOOMで直接コミュニケーションを取ることができる貴重な機会になっています。もちろん通訳もつきますし、聞くだけで話はされなくても大丈夫です。
文通をしてくださっている方(パドリーノスと呼んでいます)や会員以外の、一般の方のご参加も大歓迎です。現地のカウターパートの SOJAE (ソハエ)のメンバーや目標に向かって努力する子どもたちの 生の声をお聞きいただけますと幸いです。皆様との交流が、SOJAE メンバーや奨学生にとってもモチベーションとなります。
当日は SOJAE メンバーからの現地報告や、グループに分かれての奨学生との交流も予定 しています。プログラム詳細は、改めてご連絡いたしますのでまずはサネ事務局までご連絡ください。
※パドリーノスって何?
私たちはエクアドルの奨学生と文通をしてくださっている方をパドリーノ(男性)、マドリーナ(女性)と呼んでいます。両方を合わせて集合名称としてパドリーノスということがあります。この呼び名は、通常はカトリックの国で洗礼親を指して使うもので、両親と共にその子どもの成長を見守る役割を果たします。他の組織で奨学金を提供している人をフォスターペアレントと呼んでいるのと似ています。ただ、サネの場合はその人が直接奨学金を提供しているのではなく(会員として会費は払っていただいていますが)、奨学金は会の資金から支給され、パドリーノスの主な役割は一人の奨学生と毎月の文通を通して交流することにあります。サネは現在36人の奨学生がいます(キトとカヤンベに18人ずつ)。したがって、文通相手のパドリーノスも36人います。文通はスペイン語で行われていますが、日本語との間での翻訳は約20人の翻訳ボランティアがやってくださっています。
写真は日本人ゲストがキト奨学生との交流会に行った時のものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿