3月11日に起きた東日本大震災で被災された皆さま、その影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
現在のところ会員の方で直接被害に遭われたという報告はこちらに届いていませんが、すべての方が今なお大きな不安や心配を抱えて状況を見守っているという状態だと思います。SANEは4月1日の活動報告会、8日のエクアドルコンサートは中止しましたが、『こんな時だからこそ、日本の友人と連帯したい。』と予定通り来日したホセ・アルメイダの意志を受けて、4月10日に被災した子どものためのコンサートを開催しました。
今回の事態は私たちに色々な事を示唆してくれています。中でも『私たちはなぜエクアドルに関わって活動をしているのか』という問いに応える良い機会を与えられているように思うのです。奇しくもSANEビジョン前号に今年の課題として書かせていただいたように、開発(発展)の方向性を再考し、次の世代に安心して引き継げるような、持続可能な生活のあり方に切り替える大きなチャンスを、今まさに与えられていると思います。エクアドルという、もう一つの世界と深く関わることによって、教えられることはたくさんあります。私たちが時間をかけて育てて来た若者たちが、ようやく国を支えるリーダーとして活躍を始めています。新しい生き方を求めて、地球市民としてつながりあって生きる-元気を出してその一歩を共に歩もうではありませんか。
なお、この間多くのエクアドルの仲間やその友人たちから心配と励ましの声をいただきました。この場をお借りして心から感謝致します。
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