2015年8月19日水曜日

エクアドツアー始まる!

8月16日に日本を出発したエクアドルツアーの一行は、2時間の遅れでキトに深夜2時に到着しました。遅くなった上に、メンバーの増田さんの車いすが空港に到着しないというハプニングにみまわれ、大変な始まりでしたが、皆さん元気にエクアドルの地を踏みました。空港にはSOJAEのセシリアさんが家族とともに、一足前にエクアドル入りしていた杉田が駆けつけ、一行を迎えました。
翌日は午前中からさっそくキト支部の奨学生たちと交流をしました。
代表のホセ・ムリエルさんの歓迎の言葉の後、ツアーメンバーのみなさんは、あらかじめ準備をした写真などを使って自己紹介。奨学生たちは、日本の四季の移り変わりや、美しい自然、職場の様子などの写真に見入っていました。スペイン語の自己紹介に挑戦をするメンバーもいて、みなさん熱が入りました。
                   さらに、合唱グループを主宰している飯能のCafé Brown の増田さんのリードで日本で準備をして来た『たちねぶたくん』の読み聞かせと歌と踊りを披露しました。
お面は、やはりメンバーの鈴木さんの職場であるにこにこハウスの人たちが1枚1枚丁寧に作って下さいました。
途中から奨学生たちも一緒になって踊り、楽しみました。


奨学生たちも自己紹介とエクアドルの伝統的な踊りを見せてくれました。衣装も準備をしてくれて華やかな踊りになりました。

メンバーも誘われて踊りに参加。みんなで踊りました。

この会を進めたのは、奨学生担当のバレリアを始めとする卒業生たちでした。卒業生たちは口々に卒業生たちとして、会を支え奨学生事業の継続のために活動して行きたいと語ってくれました。
最初に書いた通り、航空会社の不備で車いすが届かなかった増田さんは、借り物の車いすで不便な思いを強いられましたが、この日は卒業生や奨学生たちがしっかりサポートをしてくれました。良い経験になりました。

午後の家庭訪問の様子は次回ご報告します。



2015年8月17日月曜日

サンパブロウルコの今            激流を乗り越えようとする人々の姿

代表理事の杉田優子は、8月13日からエクアドルに出張で滞在しています。14日にはサンパブロウルコを訪ねました。
このブログでもお知らせしている通り、政府は教育政策の一つとして、地方にミレニオ学校(Unidad Educativa de Milenio)を建設しています。これまでの村ごとにあった小規模な学校を廃止し、500人以上の定員を持つ大きな学校を作り、教育の質を上げようというものです。
サンパブロウルコ村のあるオルメド教区ではカヤンベで初めてのミレニオ学校を建設するという事で、教区の学校が何校か立候補しました。サンパブロウルコ村のウンベルトフィエロ校は、1990年代から長い期間をかけて村人の力で学校を充実させ、中学校段階(10年生)までの学年を持っていました。教育内容も村の実情にあわせて先住民言語のキチュア語を使った授業をしたり、教材の工夫をするなど、先生方も努力を重ねて来ていました。村人たちは学校を中心にまとまり、教育の重要性を語っていました。

ウンベルトフィエロ校も新しい教育政策であるミレニオ学校に期待して候補になったのでした。けれども中心地により近いペシージョ村の学校に決まり、ウンベルトフィエロ校は廃校の対象になってしまったのです。児童生徒の数によって教員が減らされる事になり、年々教員が減って行き、昨年度からは複式学級でなければやっていけない状況に陥りました。さらに、いつ移動させられるのか分からない、学校の批判をすると辞めさせられるなど教員を巡る状況も不安定で意見を言いにくい状況も生まれました。

一方で土地の相続の問題などから若い家族が村に住めなくなり、オルメド中心地に移住するなどの現象が現れ、子どもの数も減って行きました。こうして、村の学校は大きな危機に立たされ、それは村の結束にも大きな陰を落としていたのです。

今回、学校を訪ね先生方に話を聞くことができましたが、困難な状況の中、遠方から通う子どもたちのために、そして自分たちの文化を守るために、学校を廃校にさせないという動きが活発になって来ている様子が伝わってきました。中心部に移住して行った若い夫婦も子どもは村の学校まで通わせるなどの努力もしているようです。

これはここだけの話ではありません。他の村でも保護者が中心となって、教員を減らさないように政府と交渉する相談などが行われています。13日にエクアドルに着いた日は各地で先住民や労働者のデモが行われていましたが、先住民運動の中でもようやく教育の問題もあげられるようになって来たとヘルマンは言います。

写真は村の総会の後、先生や保護者と話し合うヘルマンと各地域ごとに集まって詳しい相談をしている人々の姿です。(8月14日杉田撮影)



2015年8月5日水曜日

学校菜園生産物による給食改善事業

 2014年度4月より国際ボランティア貯金海外援助活動助成事業として、「学校菜園生産物による給食改善事業」が実施されています。なお、この事業は、平成23年度より埼玉県国際交流協会彩の国さいたま助成金申請よる助成を受けて実施していました。

事業名:エクアドル共和国における学校菜園生産物による給食改善事業
実施校:ピチンチャ県カヤンベ郡パンバマルカ村、ピタナ・アルト地区、ピサンビージャ地区、パンバマルキート地区、サン・パブロ・ウルコ地区の5校

【実施期間】平成27年4月1日~平成28年3月31日
【実施総予算】137万円(国際ボランティア貯金助成金は59万円)
【事業の目的】
 エクアドル政府は新教育法を定め、急速に改革を行っており、実質的に給食は廃止されています。これによって温かな給食はなくなり、遠方より通う多くの子どもたちや、帰宅しても両親が留守の子どもたちは日常的に空腹を抱えて生活をしなければならなくなっています。

 このため、学校の校庭での学校菜園において地域固有の栄養価の高い野菜、穀物の栽培方法を子どもたちに伝え、作物を給食として提供し、栄養問題の解決に役立てることが必要なっています。このため、事業を通して、収穫した作物を給食で摂り、子どもたちの栄養状態が改善し、農業の技術を身につける必要があります。
 この事業目的のため、SANEが助成団体からの支援を踏まえて実施しています。

2015年8月2日日曜日

15年度10月より新プロジェクトが始まります

 2015年度10月より、公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金公募事業」交付金事業として植林事業が開始されます。

事業名:小学校周辺の防風、防寒を目的とした植林事業
事業実施地:ピチンチャ県カヤンベ群カンガウワ教区ピサンビージャ地区
             同          ピタナ・アルト地区

【実施期間】2015年10月~2016年2月
【事業予算総額】52万円(緑の募金交付金46万円、SANE6万円)
【事業目的】
 ・植林による教育施設、学校菜園耕作地の防風、防寒
 ・事業を通じて教師、子ども、父兄、地域のつながりの強化
 ・子供に対する植林教育

  今年度より、SANEが初めて「緑の募金公募事業」交付金を受けて実施します。2か所の実施小学校は現在までSANE支援事業「学校菜園」が行われていますが、アンデス高地に位置するため強風と寒さは作物の育成に悪い影響をもたらしてきました。同時に子どもたちの教室も雨、風を強く受け、子どもたちは寒さと湿気に苦しんできました。このような状況を植林により改善することを目的に実施されます。

 【実施地の写真】
ピタナアルト




 

 
 
  
 
 
 
 
 

ピサンビージャ

2015年7月20日月曜日

エクアドルバナナチップ        幸せの黄色いチップス(ペッカリーバナナチップス)でエクアドル教育支援を!

エクアドルはバナナの国です。そのエクアドルでとれた料理用のバナナを使って、香料や味付けなど添加物を一切使わないバナナチップスが誕生し、評判になっています。添加物がないので、お子さんにも安心して食べていただけますし、純粋なバナナの味を楽しめます。

世界のみんなと手をつなぐ店ふやふやでは、このバナナチップスを販売し、値段の30%をSANEに寄付しています。


ぜひ一度お試しくださいね!

このチップスを製造したのは、㈱坂乃ダイニング中野坂上「鈴家」、販売元はBIZEN中南米美術館です。

SOJAE(SOlidaridad JAponesa Ecuatoriana para Educaciónソハエ:教育のための日本エクアドル連帯)の政府再登録決定

長い間の懸案であったSOJAEの再登録手続きが完了しました。
エクアドルでは、政権の交代によって社会組織への要求が厳しくなり、政府登録なしでは活動できなくなりました。SOJAEは元々登録されていた組織ではありましたが、新しい要件をクリアし、再登録をする必要がありました。。
けれども一方でなかなか制度が整わず政府の担当部署も何度も変わり、そのたびに書類の再提出が科せられ、また、審査にかかる時間も長くなるなど、大変な状況が続いていました。この間組織として存在はできても、外に向かって寄付の呼びかけをすることも、会場を借りることもできませんでした。これが日本SANEの経済状況の悪化による送金額の減額と重なり、現地での資金獲得活動の必要が出てきたにもかかわらず、なかなか思うように活動できない困難さを抱えてきました。
ようやく昨年後半から少しずつこの過程が実質的に進み、このたび正式に政府登録組織として認定されました。これも現地のたゆまぬ努力のおかげです。日本でも多くの方に支えていただき、本当にありがとうございました。
数少ない市民組織の一つとして、より良いエクアドル社会を創りだすためにSOJAEと共に頑張っていきたいと考えています。


現在SOJAEはSANEの支援によって、次の活動をしています。

1. 奨学生事業
 35人の経済的に困難を抱える中高校生への奨学金の授与と、教育支援(毎月の講座、日本のSANE会員との文通、個別の困難への支援など)

2. 学校菜園事業
 アンデスのアクセスが困難な地域の学校での学校菜園の授業に協力。地域の伝統農業の復活を目指すと共に、給食の食材としても活用。

3. 植林事業
 高地の強風、寒さ、水不足に応えられる、環境に適した木の植林を通して、地域の教育環境を整える。

引き続き、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

2015年7月13日月曜日

日本からの訪問団が8月にエクアドルを訪問します!                                                   みなさまにお願い

2009年のツアー以降、久々に日本から訪問団がエクアドルを訪ねます。今年のメンバーは13人。SANEの杉田と現地在住の和田さんがご案内します。少し内容をご紹介。

8月16日:深夜到着
  17日:キト支部にて奨学生と交流&家庭訪問 支部を支援する”大くじ引き抽選会”
  18日:世界遺産キト市観光
  19日:アンデス散策(一部バナナ園訪問)
  20日:カヤンベ支部にてアンデスの小学校訪問、奨学生・メンバーとの交流
  21日:インタグ雲霧林、コーヒー農園訪問
  22日:先住民伝統工芸村訪問
  23日:グアヤサミン美術館など
  24日:有機農園訪問など 帰国

エクアドルの魅力を十分に満喫し、現地の人々とふれあい、SANEとSOJAEの活動を知っていただきます。

さて、SANEはその予算の90%近くを現地送金しています。このため、円安の打撃を大きく受けることとなり、経済的に困難を極めています。現地SOJAEへの送金額を減額せざるを得なくなりました。けれども、現地での努力もあってこれまで通りの活動を維持しようとしています。
このため、日本でも現地でも資金作りのためのバザーを計画しています。
今回、ツアー参加のメンバーの協力によって、バザーの品々を運んでいただけることになりました。
こんなものを募集しています!お宅に眠っているものがありましたら送っていただけないでしょうか。
なお、ご協力いただくときはあらかじめ事務局あてにメールかお電話でご連絡をいただけますよう、お願いいたします。申し訳ありませんが、送料はご負担ください。
品物の募集は7月中です。よろしくお願いいたします。

・未使用の日本製品(大きなもの、重いものは避けてください。伝統和物でなくてもOK。)
・アニメ、キャラクター製品