2014年度4月より国際ボランティア貯金海外援助活動助成事業として、「学校菜園生産物による給食改善事業」が実施されています。なお、この事業は、平成23年度より埼玉県国際交流協会彩の国さいたま助成金申請よる助成を受けて実施していました。
事業名:エクアドル共和国における学校菜園生産物による給食改善事業
実施校:ピチンチャ県カヤンベ郡パンバマルカ村、ピタナ・アルト地区、ピサンビージャ地区、パンバマルキート地区、サン・パブロ・ウルコ地区の5校
【実施期間】平成27年4月1日~平成28年3月31日
【実施総予算】137万円(国際ボランティア貯金助成金は59万円)
【事業の目的】
エクアドル政府は新教育法を定め、急速に改革を行っており、実質的に給食は廃止されています。これによって温かな給食はなくなり、遠方より通う多くの子どもたちや、帰宅しても両親が留守の子どもたちは日常的に空腹を抱えて生活をしなければならなくなっています。
このため、学校の校庭での学校菜園において地域固有の栄養価の高い野菜、穀物の栽培方法を子どもたちに伝え、作物を給食として提供し、栄養問題の解決に役立てることが必要なっています。このため、事業を通して、収穫した作物を給食で摂り、子どもたちの栄養状態が改善し、農業の技術を身につける必要があります。
この事業目的のため、SANEが助成団体からの支援を踏まえて実施しています。
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