エクアドルの山間部では遠くから子ども達が山道を歩いて学校に通ってきます。授業が始まるのは朝7時半。家を朝とっても早く出るので子ども達はお腹を空かせています。ところが、学校で出るのは毎日牛乳とクラッカーのようなものだけ。温かい給食はありません。
そこで、自分たちの力でなんとかしようと、子どもと先生と保護者で学校菜園を行っています。SANEとSOJAEはこれを応援し、2003年からずっと学校菜園とこのための施設などの整備を行ってきています。現在標高3300mから3600mほどの山間部の学校6校で行っている菜園は、水の問題などがありますが、みんなの努力のおかげでたくさんの野菜が育っています。
子ども達や保護者の皆さんの頑張っている姿がいつも送られてきます。
そして、その収穫物を使った給食も出せるようになっています。給食がない時は空腹に耐えなくてはならなかった子どもや家からお金を握りしめて学校の購買でパン屋お菓子を買っていた子ども達も、給食があるとみんなで楽しくお腹いっぱい食べることができます。
学校菜園を充実させ、学校給食を自分たちの力で安定的に実現するにはどうしたら良いのか話し合ったり、農業や栄養の知識を得るために講習会を行ったりして、少しずつみんなで進んでいきます。下の写真は話し合いをしているところです。
そんな様子をお話しします。エクアドルに行ってこの事業を担当してみたい、日本で事業に関わってみたい、何か自分にできることがあったら、えくアドルについて知りたいなどなど、ぜひそんなみなさんのご来場をお待ちしています。
私たちは小規模な、市民ボランティアで支えられている会ですが、新しい一歩を踏み出そうとしています。私たちに必要なのは、いずれ職業として関わってみたいという方から、日常生活の傍らボランティアとしてやってみたいという方、インターンをやってみたいという学生さん、元協力隊やエクアドルを好きな方、初めてだけど興味がある方などなど多様な方々です。
エクアドルや中南米と関わる企業の皆さんにも、ぜひ社会貢献として関わっていただきたいと願っています。
私たちは小さな会ですが、これから伸びていきます。ぜひ、私たちの会の話を聞きにおいでください。
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