2019年10月19日土曜日

アジア学院訪問ー自給自足の精神を学ぶ

アジア学院は、1973年の創立以来アジア、アフリカ、太平洋諸国の農村地域から、その土地に根を張り、その土地の人々と共に働く“草の根”の農村指導者(Rural Leader)を学生として招き、栃木県西那須野のキャンパスにて、国籍、宗教、民族、習慣、価値観等の違いを認めつつ、公正で平和な社会実現のために、実践的な学びを行っている学校です。(アジア学院ホームページより)
この学校では9ヶ月間の農村指導者養成の研修がありますが、SOJAEカヤンベ支部の元奨学生のアンドレアが2012年に、この研修を受けました。いのちを支える「たべもの」作りにこだわり、有機農業による自給自足を基本としている学園の学びは大きく彼女を変えました。ここの学生たちは座学、ディスカッション、見学研修、グループ単位での農場運営を通して、自国のコミュニティの自立を導くリーダーシップを養います。農業の技術ではなく、協力しあって自分たちの力で自分たちの地域のものを使って農業をやっていくものの考え方や行動の方法を学ぶのです。
訪日研修の一環としてこの学園を訪ね、改めて農業の大切さ、自給自足の原則に立ち返ることの大切さを学ぶことができました。



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