キトはエクアドルの首都ですが、都市の周辺部に住む経済的な困難を抱えた子どもたちは、農村部にすむ同年代の子どもたちとは異なった問題を抱えています。
同じ貧困と言っても都会の周辺部の貧困は非行や孤立を生みやすいのが特徴です。
家庭の問題を抱えて、自己肯定できない子どもたちもたくさんいます。
SANEの奨学生支援は中学校・高等学校に通う、いわば思春期に入ろうとする子どもたちを対象にしています。
彼らの多くは思春期の問題も抱えています。
SOJAEは、そうした奨学生たちを対象に、自己を知り、ありのままを認め、自信を持って表現できるような取り組みや性と生の教育(ジェンダー教育)、その他多様なテーマを毎月の講座で取り上げています。
日本のSANE会員の文通相手は、そんな彼らから毎月手紙を受け取り、返事を書くことで交流を深め、応援しています。
2枚の写真は、ワークショップを楽しむ奨学生たち。後ろの風景で都会の様子が少しわかりますね。
もう1枚は、3月8日の国際女性デーの時の写真。男子奨学生が女子奨学生に花を贈っています。
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