青年海外協力隊は日本ではよく知られた、途上国支援の組織です。毎年日本の多くの青年たちが途上国の人々のために何かしたいと思って青年海外協力隊に入り、活躍しています。
でも、帰国後にその経験を活かして活動する機会は意外に少ないのが現状です。
そのような中で、青年海外協力隊としてエクアドルなどで活躍して帰国し、その経験を活かしてSANEで活動してくださっている方が何人かいます。その中でも今回はお二人に話をしていただきます。
SANEの奨学生担当の後藤さんと嵩岡さんです。
後藤さんがエクアドルに協力隊で行かれたのはずいぶん前のことですが(1992年~)、帰国後南米とは関わりのないお仕事をされているにもかかわらず、優れたスペイン語力を生かしてずっと翻訳者、奨学生担当として奨学生たちの成長を見守ってきてくれました。2月には担当として初めてエクアドルに出張し、直接SOJAEの担当者や奨学生たちと話をし、短い期間になんと11人の家庭訪問を敢行!より深い理解につながったと思います。
嵩岡さんと私(杉田)が初めてであったのはキトでした(2006年)。協力隊員として小学校の算数教育のために活躍されていました。私も数学教員でしたので、興味深く教科書などを見せてもらったのを覚えています。帰国後同じ協力隊員と結婚され、今はお子さんが二人に。子育てに追われる中奨学生担当として活動してくださっています。
この二人に話をしてもらう事は、SANEにとって次世代に活動をつなぐ大切なきっかけとなるでしょう。今回はこれに加えて協力隊員として二人の大先輩にあたり、杉田の大学院の指導教官でもある木村秀雄先生(今月退官され東京大学名誉教授になられます)が応援に駆けつけてくださいます。木村先生も数年前に杉田の案内でSOJAEの活動地域を尋ね、メンバーと交流をされました。また、現在に至るまでながくJICAの協力者としてご活躍です。
SANEの活動やJICA青年海外協力隊やNGOなどの国際協力、南米に興味をお持ちの方、どなたでもお気軽にご参加ください!
エクアドル民芸品やフェアトレード品の販売もします。なかなか手に入らないアルパカ100%のショールなどを特別販売いたします。
日時:平成28年4月3日(日曜日)
時間:午後1時30分~午後4時30分
会場:丸広百貨店飯能店7階 市民活動センター会議室
アクセス:西武線・JR八高線東飯能駅より徒歩0分(駅直結)
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