2023年2月15日水曜日

エクアドル出張報告現地編①

 SANEを代表して、貝森紗羽が現在エクアドルに出張しています。この出張は埼玉国際協力基金から助成を得て行なっている学校菜園持続化事業の一環として行われています。

出張1日目は、日曜日ということもあって、キト市の奨学生との交流、SOJAEメンバーとの懇談を行いました。この報告は後日させていただきます。

翌日の月曜日はそのままキトに滞在し、JICAエクアドル事務所の訪問、午後は在日本エクアドル大使館の協力によって教育省の栄養担当者との懇談ができました。写真は貝森がパソコンの画面を示しながらJICA事業の説明をしている様子です。教育省の方が興味深くみてくださっています。この懇談には現地カウンターパートソハエ(SOJAE)の事業責任者であるヘルマン・リコとカヤンベの栄養士のクリスティーナも同行し、一緒に話しました。今後も連絡を取り合っていくことになりました。

火曜日の午前中は、カヤンベにおいて事業校であるルイスウンベルトサルガド校とウンベルトフィエロ校の訪問、午後は奨学生たちの家庭訪問を行いました。

写真は先生方、保護者代表へのインタビューの様子です。SANEは現在行っている学校菜園持続化事業の成果と課題を把握するだけではなく、来年度の事業申請を見通してカヤンベの子ども達の栄養改善のための給食改善、継続に向けてさらに詳しく実情を調査するための調査項目を準備し、今回の出張でインタビューや訪問を通して調査を実施しています。栄養士のクリスティーナが精力的に仕事をしてくれて頼もしかったと貝森からの報告がありました。学校の子どもたちは人懐こくて興味津々。そして先生方も協力的で調査が進んだようです。

さらに午後は奨学生たちの家庭訪問です。以前は出張のたびに家庭訪問を実施していたのですが、コロナ禍もあってしばらく実施できていませんでした。奨学生たちの家庭を知ることは大変重要なことだと認識しています。この訪問にはジョセリンが一緒に行ってくれました。

左が奨学生のファニー、下の写真はハイセルの家です。とても田舎にあるので、道がよくわからず1時間迷ってやっと会えたそうです。

この写真からカヤンベの人々の生活が感じられますね。









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