2021年8月20日金曜日

今年も12名の奨学生を迎えます。   手紙交換を通して子ども達を支援してください!

 エクアドルでは年度が終わり、今年も新しい奨学生の選考が始まろうとしています。SANEでは、経済的に大変な家庭で学業に意欲を持って努力している、キト市とカヤンベ市に住む中高校生を35人奨学生として支援しています(キト市は首都ですが周辺に貧困地域が広がっています。カヤンベ市は人口8万人余りのアンデス山間地域に小さな村が広がるっています)。コロナ禍で大変な中高校生がたくさん支援を待っています。残念ながら全ての希望者を支援することは難しいですが、各支部で真剣に選考をします。今年の新しい奨学生は12人です。

SANEにとって奨学生プログラムは中心となる事業です。SANEの奨学生プログラムは、奨学金(月に約3千円)を支給するというだけではなく、一人一人の子どもを時間をかけて丁寧に支援して行くことです。毎月奨学生対象の講座を行い、担当者が声をかけながら見守っていきます。講座の中で、自己を見つめ、自尊心を育て、青年期の問題や社会的な視野を広げています。日本のSANE会員との文通はその活動の一つです。中高校生の時期は子どもから大人に成長するまさに激動の時期です。この期間を毎月の文通を通してサポートしていきます(足ながおじさんのようなイメージですね)。
ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ会にご連絡をください。

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