SANE総会が初めてオンラインで行われました。最初は皆さん経験もない方が多いし、ネット状況も違うのでうまくいかないのではないかと懸念する声の方が大きかったのですが、事前に何度かお試しzoom会を行い、インストールの方法や使い方を調整。事務局会議も初めてzoomでやってみました。
スマホは持っていてもzoomは初めてという方もおられ、消極的だった方々も実際にやってみると思ったよりハードルが低く、便利だということがわかり、当日は30人に近い方々が参加。お住まいも京都、会津、栃木、東京、神奈川、埼玉などなど広範囲でした。
今年度新しく事務局長に就任することになっていた宮地は東京の自宅からホストとして参加。全員が無事につなぐことができるように一人一人と個別に連絡を取り細心の注意を図りました。事務局長の東城、司会担当の南林は代表杉田の自宅に集まり、打ち合わせをして上の写真のように会を進行。共同ホストとして2カ所で進行ができたことも会の進行には良かったと思います。
会の始めにエクアドルから参加してくれたダーウィンとパオラが現地の地域の様子や奨学生の状況、スタッフの活動について話してくれました。また、アメリカからペペが参加。久しぶりの『対面』に歓声が上がりました。
昨年度の活動と決算報告、今年度の活動計画、予算など全ての議案がスムーズに承認されました。議案書は別途掲載しますが、全体方針のみここではご紹介しておきます。
全体方針:
SDGs(持続可能な開発のための目標)は、市民が主体となって、世代を超えた明確な目標を持ち、繋がりあって実現をしていく総合的な取り組みです。SANEは以下の4つの課題について昨年に引き続き取り組んでいきます。引き続きよろしくお願いします。
(1) 未来を作る若者たちを育てる奨学金事業と、学校の教育環境を改善する教育環境改
善事業を、現地スタッフ、教師、保護者と共に行います。
(2) この活動を通して、市民が直接参加できる国際協力の機会を提供します。
(3) SANEの国内基盤強化のため、事務局と理事会の充実に力を入れます。
(4) 日本ではエクアドルをはじめとしたラテンアメリカの文化や社会を紹介し、エクアドルでは日本の紹介のために活動します。
(5) フェアトレードを行なっている企業や組織と協力し、エクアドルの生産者の生活を守り、自然保護に協力し、日本の消費者とつなぐため、フェアトレード品の販売普及に協力します。
また、理事として新しく入会された和田さんが推薦され、理事会も少し若返ります。
なお、総会の中で宮地新事務局長がコロナに伴う困難さの中で活動を止めずに頑張っているサネの国内活動、仕事を失って経済的な困難が増している現地の奨学生、事業地域への支援のための寄付の呼びかけをさせていただきました。改めてみなさまにはご案内をさせて下さい。
その後全員からメッセージをいただきましたが、
- オンラインだとエプロンで気軽に参加できるんですね!
- 子どもがいても参加できてよかった!
- このところ落ち込んでいましたが、皆さんのお顔を見て声を聞いて元気になりました!
- コロナで会も現地も大変だけれどもとても頑張っていることがとわかり、早速寄付をしたいと思います!
など、嬉しいコメントをいただきました。
最後に『記念写真』の撮影。大学生からシルバーの方まで世代も立場も異なる方々が交流できたサネらしい総会になったとみんなで喜び合いました。来年からも多くの方々の声が聞けるオンラインの良さを取り入れたいと思います。
みなさま、ご協力ありがとうございました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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