新年が穏やかに明けました。皆さま、お元気で新しい年をお迎えでしょうか。
昨年も世の中は不安なことが続く1年でした。
震災後の復興の遅れや放射能被害への不安、そのようなことがなかったかのような政治や経済界の動きには言葉もありません。一方で、日本でも子どもの貧困は深刻なものがあります。
こうした中でも、人間を大切にしようとする地道な市民の活動は休まず続いています。私たちは国を超えて活動をしている団体ですが、このような時に私たちのような活動をしている組織には本来の目的と同様に、もう一つの役割があると思います。国と国との間に政治的に対立ができること(対立を生む行為)は大変に憂慮すべき事態ですが、そのようなときであるからこそ、市民レベルのつながりをしっかり継続してていくことは重要です。私たちもエクアドルとの市民レベルのつながりを大切にして活動していきたいと思います。
また、私たちSANEにとって、多様な市民活動を行っているみなさんと共に、昨年はいくつかの取り組みができたことは大変うれしいことでした。エクアドルにおいても、どのような状況があっても、地域の人々と地に足のついた活動を継続していきたいと考えています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
キト支部の奨学生たちにとって、12月は6日のキト祭、25日のクリスマス、そして31日の大みそかとイベントの多い月です。
クリスマスと、大みそかの写真をご紹介します。
エクアドルでは、31日に古い服で人形を作り、これを焼いて去りゆく年に別れを告げる習慣があります。
最初の写真はクリスマス、事務所で。
次の2枚の写真は作った人形を事務所の屋上に持って行き、焼いて新しい年へジャンプ!
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