2019年9月12日木曜日

エクアドルから元奨学生たちが日本へ!



現地のメンバーの話を聞きにおいでください!
10月9日(水)午後6時 飯能市民会館
10月12日(土)午後10時 JICA地球広場
*両日とも会の後で交流会を行います。
  参加を希望される方はご一報ください、



2019年9月8日日曜日

アンデスの学校を回るための車の購入にご協力ください! あと170万円必要です!



標高3300m以上あるアンデスの学校を訪問している車がもう限界です。厳しい山道には車は必需品で、出来るだけ早く買い換えたいのですが、エクアドルでは車の関税が非常に高いため、日本以上の価格がしてしまいます。年間の予算が小さな私たちの会の資金ではとても出せません。これまで2年間地道に寄付を集めてきて、ようやく154万円まできたのですが、まだ半分以下です。古い車で事故が起きてからでは遅い、今年中にあと170万円、ぜひみなさんのご協力をよろしくお願いします。


2019年9月1日日曜日

卒業生の言葉 〜大学受験の厳しさ


私の名前は、ヒセラ・クアマカスです。今年度、アスカズ ビ高等技術学校の会計コースを卒業予定です。卒業後は、 大学へ進学したいです。第一志望はキト中央大学で、次が イバラの北部技術大学です。最も好きな学科は、ホテル経 営学・観光学 (この分野が一番好きなのですが、私立大学にしか設置されてないので、選択肢から外しています) エコツーリズム、心理学、民法の4つです。一方で、私達は6月中旬に卒業試験(統一試験)を受けます。高校卒業と大学入学のための試験です。今年から、統一試験の点数 に加え、これまでの学校の成績も選考に使われます。ですから良い成績を取りたいと思っています。 今年一年、私は毎週土曜日に予備校に通っていました。高校では、模擬テストを受けています。大学入学はとても難しいことです。入学希望者が他県からも殺到するか らです。1000 点満点の内、入学資格の 900 点を取れなかった生徒たちを知ってい ます。中央大学の志望理由は、姉が入学しているからです。もし私も入学できたら、 姉と一緒に暮らすことができ、大きな節約になります。今はこれが切なる願いです。
*ヒセラもパドリーノ(文通相手が男性の場合はパドリーノと言います)の角田さんと良い交流を続けてきました。この文章にもあるように、大学に行きたければ統一試験で非常に良い成績を取ることが必須です。けれどもそれは高校に行って勉強をするだけでは達成されず、特別の知識や技術が必要になります。お金があれば生徒達は予備校に通いますが、ダーウィンの文章にも触れられていたように、経済的に困難を抱えている奨学生達の家庭にとってそれは大変厳しいことです。彼らにとって大学は入学するにもそして卒業するにも大変な挑戦となります。

卒業生の言葉

私はベレン・グアマンガジョです。カルロス·サンブラノ ·オレフレア校区にある会計専門学校の3年生です。私は大学に進学し、会計学·監査学を専攻することを望んでいます。 自分の国の経済状況について学ぶことで、最も不況に弱い業種に対して解決策を見つけられると考えています。この専攻 を選んだのは人々の生活を向上させることにつながるからです。学業を続け仕事もしたいので、評判が良く公立であるエクアドル中央大学で勉強したいと願っています。 大学入学への道のりは複雑です。統一試験を受け、その結果で希望の大学へ入学できるかどうかが決まります。ですから私たちは受験に向けてしっかり勉強しなければ なりません。しかし学校の勉強だけでは、受験対策が不充分です。入学準備のための コースも設けられていますが、学費が高く、みんなが受けられるわけではありません。 入学準備コースを受けられた生徒も、通常の授業とダブルスクールになり、負担が重くなります。上手にスケジュールを管理することが求められます。実現可能なスケジ ュールで、大学入学と仕事を両立することは、とても困難なことです。なぜなら、企 業は新卒には経験やスキルが足りないと考えており、採用したがりません。けれども、 まず入社の機会をもらえなければ、大学へも通えず、求められる経験やスキルを身に 着けることはできないという悪循環に陥ります。私の場合就職することが、学業継続 の為、家族の経済的支援のため、そして夢を叶えるための唯一の方法であり、不可欠 です。
*写真右端がベレン。彼女は文通相手(SANEの会員の方で、文通相手が女性の場合マドリーナと呼んでいます)の松田さんと良い交流を続けてきました。中央大学に進学が決まったようです。明るくしっかりした奨学生です。

2019年8月31日土曜日

 人生の大きな節目を迎える卒業生たち〜カヤンベ支部奨学生担当ダーウィン・バスコネス

今年7月に、カヤンベ支部では、ジョセリン·エンリケス、ヒセラ·クアマカス、パメラ·オバンド、ネルソン·キロス、セシリア·チムボラソの5名が卒業を迎えました。長年に渡り、彼らと有意義な時間を過ごし成長を見守ってきました。入会時にまだ幼かった彼らが、今ではすっかり青年になり、外見はもちろん内面も成長しました。奨学生たちはいつも様々な思いを持って、最後の年を迎えます。人生の大きな節目に際し、「達成感」と「充実感」で満ちあふれています。両親が誇りに思っていることも感じます。一方で、今まで親しくしてきた仲間との別れの寂しさや将来へに対する不安な感情も入り混じっています。
卒業する奨学生は皆、大学等で勉強を続けたいと願っています。そのためには、大学入学資格を得ることと、家族の経済的支援を得ることの2つが必須です。大学入学資格を得ることは、年々難しくなっています。毎年、進学希望者の数は増えますが、教育の供給が追いついておらず、大学の定員や入学基準はあまり変わりません。また、統一試験は、予備校に通える生徒が有利になります。このような生徒が多い学校の評価も高くなります。奨学生らは、統一試験で基準点を獲れるかどうか、最寄りの公立大学に通うための家庭の経済的支援が得られるかどうかなど、将来に大きな不安を感じています。両親は、子ども達に勉強を続けさせる為、大きな犠牲を払おうとします。けれども、それだけでは不十分なのが現状です。卒業生が何らかの理由で勉学を断念しなくてはならなくなったと知った時、私たちSOJAEやSANE のメンバーは深い悲しみと無念を感じます。仕事をしながら大学も続けられないか励ましたり、期間を決めて仕事をし大学へ戻る選択肢を提案したりします。しかし、改善されてはいるものの、貧困や社会的排除など不平等な社会問題が根本にあると私たちは感じています。

*ダーウィンは高校の哲学の教師でもあります。その視点は鋭く、また貧しい家庭で母親を助けて生きてきた経験から、似たような境遇にある後輩達への温かな眼差しも感じます。彼は、JICA事業の経理担当者としても活躍しています。10月にはパオラと一緒に日本にやってきます。(写真は外務省訪問時。右端がダーウィン)

卒業生たちとこれからも一緒に〜キト支部奨学生担当パオラ・ピジャホ

今年度キト支部はエリック・アギーレ、ジョセフ・アルバラド、ガブリエラ・フローレス、ベレン・グアマンガジョの4名が卒業を迎えました。全員が大学へ進学することを望んでいます。彼らにとって大学へ進学することは、統一試験で良い成績を取り入学資格獲得をすることの難しさや経済的な理由から、とても大きな挑戦です。けれども、大学入学のため懸命に勉強し、大学入学後の奨学金をもらえるよう努力をしています。勉学に必要な経費を捻出するために、すでに仕事を探している卒業生もいます。私達スタッフも彼らの希望が叶うことを信じています。エリックは薬学、ジョセフは海洋生物学、ガブリエラは建築、ベレンは会計監査学を希望しています。皆入学資格を得るために受験準備をしています。
 私達SOJAEのスタッフはこのような成長した卒業生の姿に接してとても満足しています。SOJAEに入った頃少年少女だった彼らは、新しい目標、夢、責任を持って努力する青年となり巣立っていきます。彼らの努力が実を結び、やがて社会に良い変化をもたらす大人になっていってくれることでしょう。新しいステージでの活躍を祈るとともに、元奨学生という新しい立場になった彼らと、これからも一緒に活動できたらと思っています。

*パオラは8月のSOJAE総会で代表に決まりました。そして、10月にはカヤンベのダーウィンとともに日本にやってきます。パオラもダーウィンも元奨学生です。彼らの姿は奨学生達の憧れであり、目標ともなっています。