サネは今年度も埼玉県国際交流協会の助成申請をしました。昨日プレゼンテーションがありましたので、その内容をお知らせします。
事業のタイトル『カヤンベ市の小学校の学校菜園持続可能ための事業』
事業の背景:エクアドルは全国的に子どもの栄養不良の問題を抱えており、サネの活動地域のカヤンベ市の山間部は貧困も激しく、多くの子ども達が栄養不良が懸念されている状況です。国や大手の機関は子どもの状態を調査し、栄養剤の投与などの一時的な処置をしてきましたが、根本的な改善策は講じられないまま経過しています。このような中、サネは2019年から、途中コロナ禍に見舞われましたが、子ども達の食事の状況を改善するために学校菜園と学校給食の安定化を目指して活動してきました。
事業の目的u給食の食材供給のための作物を育てている学校菜園に新しい制度的アクターを組み込むことにより、学校菜園の活動の持続性を強化します
最後の講習会ー上記の調査結果の確認と、半年間の活動評価を行い、自家製肥料、行政による学校への種苗の提供が、今後の学校菜園の継続のために大きな一歩となることを確認しあいます
こうした一連の活動を、公的機関を巻き込んで行うことによって事業終了後のそれぞれのアクターの学校菜園継続への動機付けとし、自立性と主体性そして持続性のある学校菜園活動へと発展できるよう支援します
月 | 実施事業 |
10月 | カヤンベ市教育省、保健省、校長との打ち合わせ 第1回講習会の実施(現状把握と事業の実施計画) 学校訪問、農地の準備、肥料の準備 種苗の分配についてサポート |
11月 | 学校訪問、農地の準備、苗の準備 肥料の作成について実習 種苗の分配についてサポート 保健省への健康調査の協力 |
12月 | 学校訪問 肥料の作成について実習、収穫 菜園担当教師との懇談、給食調査準備 |
1月 | 担当者の現地渡航 学校訪問、給食調査 肥料の作成について実習、収穫 |
2月 | 学校訪問 肥料の作成について実習、収穫 給食調査まとめ |
3月 | 学校訪問 肥料の作成について実習、収穫 第2回講習会の実施(評価) |
(内 訳)
(1)事業費(原材料費) 143,100円
(2)事業費(通信運搬費) 43,750円
(3) 人件費 410,400円
(4) 派遣諸費 280,500円
国際協力基金申請額 438,875円 (全事業費の約50%)
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