SANEは現在カヤンベ市周辺地域において行っている、学校菜園を普及させ学校給食を安定的に提供できる基盤を作るためのJICA委託事業も、今月で3年目に入りました。2年目に入った頃からずっとコロナ禍に見舞われ、子どもが学校に来られなくなり、大変な状況は続いていますが、学校菜園は休まず続いており、子ども達が学校に戻ってきたときのために給食を提供する準備も進めています。
一方で、こうした事業実施の過程で、水の不足や農園の土地不足を補うためのビニールハウスの老朽化、給食室の換気の悪さなどが問題として出てきました。彩の国さいたま国際協力基金助成事業は、こういった問題に対処するために計画された事業です。
【事業内容】
① ラコンセプシオン村ラファエルコレア小学校の菜園のビニールハウスの改修
② 同小学校の菜園への給水用の貯水タンク及び給水管の設置
③ 同小学校の学校給食室の煙突の改善
④ サンパブロウルコ村ウンベルトフィエロ校の学校菜園へ給水を可能にする、貯水池から菜園までの給水管の設置
【受益者の人数】(ただし、2019年度の生徒数)
① ラファエルコレア校 58 人
② ウンベルトフィエロ校 57人
現在、事業はコロナ禍の中、困難を抱えつつも進んでいます。写真はビニールハウスを作るために共同作業をしている人々と出来上がったビニールハウスです。
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