2021年1月5日火曜日

公平で公正な社会を目指して      ホセ・アルメイダ

新年明けましておめでとうございます。新しい年に際し、SANE創始者のホセ・アルメイダ(現在アメリカ在住)よりメッセージが届いていますのでご紹介します。

2020年はなんという年だったでしょうか!2020年が始まった時は誰もこのような年になるとは予想もしていませんでした。このパンデミックが私たちの知っていた社会を変え、離れたものとしているように思えます。昨年1月に中国で新しいウイルスが出現したというニュースで始まり何週間かの内に驚異的な速さで世界中に広がりました。現在は150万人近くの死者、6300万人の感染者を出し、終息の見通しはついていません。このような新たな困難にSANEとSOJAEは対応してきました。 

良いコミュニケーションに不可欠な直接会って話し合うことなしに仕事をする難しさを抱えつつ、ますます増える地域が抱える切迫した課題に対して、私たちの活動は緊急性が求められています。こういった中、SANEの活動を信頼する多くのスタッフ、ボランティアの皆さんのおかげで、両国で私たちの活動が前進していると強調することは大事なことです。新しい世代が、『公平で公正な社会の創造』という私たちを導いた原則を保ちながら、違った方法で活動を展開し始めています。彼らのおかげで共同の仕事と教育に基盤を置いたより良い日々を見ることができるでしょう。私はその日が来ることを願っています。きっと近いうちに、全ての人々のより良い生活を祝って集まり、連帯の抱擁ができることでしょう。


写真下:コロナ禍の中、学校菜園のビニールハウスの建設のために共同作業をする保護者たち(カヤンベ市ラアスンシオン村、ラファエルコレア校)


家庭の経済が逼迫する中、食糧支援を受ける奨学生



0 件のコメント:

コメントを投稿