SANEはJICA草の根技術協力事業(2019年3月〜2022年2月)で、子ども達の栄養状態を向上させるために給食の安定的な提供を目指して、学校菜園を充実させ自分たちで給食を出せるようなシステムを作っていくための事業を行なっています。けれども、この事業の実施のなかで、水の不足や学校菜園の耕作上の問題、調理室の環境の悪さなど様々な問題に直面しています。こうした、JICA事業ではカバーできない課題に対しての助成を模索していますが、今回はさいたま国際協力基金から助成いただけることになりました。学校菜園と調理室の充実のための事業で、現在コロナ禍で長く休校が続き、わずかな人数で学校菜園を維持してきた村の学校に大きな励ましをいただいています。
本事業の対象校は子ども達が学校に来て授業ができるように、安全の確保のために教師と保護者が現在大きな努力を続けており、政府の規定を満たし、その許可を得て学校の再開をできる日が日程に上がってきています。
以下、さいたま国際協力基金の今年度の助成対象一覧をご紹介します。
番号 | 団体名 | 所在地 | 事業名 | 対象国 | 申請額 |
1 | 特定非営利活動法人 街のひろば | 入間郡 | 子どもの日本語教材作成 | 日本 | ¥200,000 |
¥200,000 | |||||
海外協力事業 | |||||
番号 | 団体名 | 所在地 | 事業名 | 対象国 | 申請額 |
1 | 一般社団法人 シェア・ザ・プラネット | 川越市 | バングラデシュ北東部大湿地帯軽減農業の普及 | バングラデシュ | ¥500,000 |
2 | 特定非営利活動法人 エクアドルの子どものための友人の会(SANE) | 飯能市 | エクアドル共和国ピチンチャ県カヤンベ市の学校給食実施のための学校菜園と調理室の設備改善事業 | エクアドル | ¥119,000 |
3 | 特定非営利活動法人 NGOクワトロ | さいたま市 | ラオス南部パクセにおける高校進学援助の為の寄宿舎(坂雲寮)運営事業の件(2020年度新入生の受入にかかる備品等予算援助申請) | ラオス | ¥500,000 |
4 | TCP チベタン・チルドレンズ・プロジェクト | さいたま市 | ネパール国におけるコロナウイルスによる経済的困窮家庭の子供の新規引取りおよび在籍児童の養育事業 | ネパール | ¥500,000 |
5 | 埼玉・タイ王国友好協会 | 川越市 | タイ王国北部 山岳民族学校への保健室建設事業 | タイ | ¥500,000 |
¥2,119,000 |
6団体6事業 ¥2,319,000
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