11月 11日にJICA東京と埼玉NGOネットワークの主催で、オンラインで行われた情報交換会は『グローバルな社会課題に取り組む埼玉県の国際協力に関わる途上国支援と多文化共生の関係者が集い、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて、互いの経験を学び合い、課題を共有し、SDGsゴールに向けたパートナーシップを強化する』という目的を掲げて行われた情報交換会でしたが、オンラインならではで全国から、またミャンマーからも、100人を超える参加者があり、埼玉県下で行われている国際協力の活動がよくわかる会になり、大変励まされる思いでした。筒井哲朗さん(NPO法人埼玉NGOネットワーク副代表理事)と坂口和隆さん(NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会代表理事「くらしにツナガルHātWork」共同代表)のテーマに関するお話の後、以下のような事例報告がありました。
事例報告「世界と私たちが繋がる国内外の社会課題への実践」
・自治体実践事例「タイ・ラオスへの国際技術指導の取り組み」
埼玉県企業局水道部 (JICA草の根技術協力事業)
・国際協力NGO実践事例「エクアドルの学校菜園と学校給食の実施を通した子ども達の学校生活改善プロジェクト」(JICA草の根技術協力事業)
杉田優子NPO法人エクアドルの子どものための友人の会代表理事
・自治体実践事例「さいたま市のSDGsによるまちづくり」
林勇希さいたま市都市経営戦略部企画・地方創生推進担当主任
・多文化共生NPO実践事例「外国にルーツを持つ住民の支援と人材活用による
多文化共生社会づくり」
石井ナナエ認定NPO法人ふじみの国際交流センター理事長
私も自分の会の活動を発表させていただきました。私の発表の時に、チャットでTAAA(アジアアフリカと共に歩む会)の方が、『子ども達が幸せになる教育とは何か、素敵な言葉ですね』とコメントをしてくださり、嬉しかったです。また、他の参加者の活動から多くのことを知ることができました。中でも、埼玉県がその技術を活かした優れた国際支援を行っていることを知り、一県民としてとても嬉しいことでした。また、その後のパネルディスカッション「世界と私たちが繋がる社会課題解決のために何ができるか、どう連携をするか」もファシリテーターの筒井さんのおかげで、坂口さんのお話などを参考に、ステークホルダー間の連携の現状、両分野間のパートナーシップの可能性に関して、良い意見交換ができたと思います。私たちの会も地元でどのように繋がっていくのか考える良いきっかけになりました。
全体として、参加者の熱意が感じられる大変質の良い充実した会になりました。埼玉NGOネットワークとJICA東京が丁寧に準備をされてきたおかげだと思います。参加させていただき、感謝しています。ありがとうございました。
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