3月から 休校になってしまい、子ども達がいなくなったカヤンベの学校ですが、この間も学校菜園は担当教師、保護者、子ども達によって守られてきました。
写真は、中心地から車で急峻な山道を1時間ほど行った村ピサンビージャにあるヘネラルアントニオエリサルデ校の菜園です。畑にはレタス、アセルガ、カリフラワー、人参、空豆などが育っています。
菜園の仕事は大変ですが、作物を枯らさないように、そして収穫の時期を逃さないように注意深く世話されており、仕事を失って食べるものに窮している家庭に配布されています。この学校では先週は10家庭に作物が配布されたそうです。
また、貴重なタンパク源として取り組んできたクイ(3枚目の写真)や鶏(最後の写真) の飼育も無事に継続されています。
これは売ることもありますし、自分たちで食べたるためにも準備されます。
ラ・コンセプシオン(旧アソシアシオンピタナ)村のラファエルコレア校、サンパブロウルコ村のウンベルトフィエロ校、パンバマルカ村のカルロスビセンテアンドラーデ校からも報告が寄せられています。
左下の写真はウンベルトフィエロ校の大麦畑の収穫前の様子と収穫された大麦です。このように、現地事業校では休むことなく活動が続き、すっかり経済活動が止まってしまった現地で自給できない子ども達の家庭を助けています。
JICAプロジェクトチーム(日本の担当者、現地事業補助員、SANEエクアドル現地責任者、現地事業校担当教師)はWhatsApp(LINEのようなコミュニケーション手段) で日常的に情報交換をしており、常に現地の状況を知ることができます。
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