2020年1月1日水曜日

新年のごあいさつ*                SANE 杉田優子 SOJAE パオラピジャホ

新年明けましておめでとうございます。
日本のSANE(サネ)設立から30年、エクアドルのSOJAE(ソハエ)設立から17年が経ちました(SOJAEもエクアドルSANEの時代から数えると同じ30年です)。SOJAEとSANEが、長年一緒にエクアドルの子どもたちの為に活動を続けることができ、大変嬉しく思います。日本とエクアドルは地球の反対側の国ですが、距離や文化の違いを乗り越えて、また、常に付きまとう資金不足の危機を乗り越えて、互いに信頼しあい、協力しあって一つ一つの仕事を積み上げ、エクアドルの子どもの教育や健康、家庭の生活向上に、直接的にも間接的にも確かな成果をもたらしてきました。そして日本においても、遠くの人々を共に想うことを通じて人々をつないでくることができました。     
このように活動できたのは、関わってくださった多くの皆さんの「コミットメント・団結力・忍耐強さ」があったからこそです。時には喜びを分かち合い、時には困難に立ち向かいながら、一丸となり同じ目的に向かって進み続けることができました。本当にありがとうございます。
 新しい年がスタートしました。希望にあふれる新年をお迎えの方々もおいでだと思いますが、一方で困難の中で新年をお迎えの方々もいらっしゃることでしょう。どのような時も希望を持って、粘り強く歩みを進め、日本とエクアドルの私たち、SANEとSOJAE、そして世界中の人々にとって幸多き1年にできますようにと心を新たにしています。
 何よりも、家族・同僚・友達など私たちの身近な人達~特に、困難な生活状況にありながらもまだ支援が受けられていない方々に寄り添いたいと思います。今年の終わりには「お互いに与え、与えられ、一緒に歩んできた」と充足の表情で振り返ることができますように。

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