皆様のご協力のおかげで、夏のツアーメンバーに託していただいた品物のバザーが10月24日にエクアドル、キトで行われます。この日は『死者の日』にちなんでコラーダ・モラーダを作り、グアグアと呼ばれるパンと一緒に2ドルで提供し、バザーも開催されるのです。
『死者の日』は11月2日。カトリックの祭日で、家族でお墓参りをします。昔ながらの習慣の残る地域では、食べ物を持って墓地に行き、「故人と食事をともにする」様子が見られます。アンデス地方では、この日にコラーダ・モラーダという飲み物を飲み、グワグワ・デ・パンと呼ばれる人形型のパンを食べます。コラーダ・モラーダは紫色の甘酸っぱい味のどろっとしたジュースです。ハーブやスパイス類(カモミール、レモングラス、シナモン、クローブなど)を煮出して香り付けした湯に、いちごやブラックベリーなどの果物の裏ごしを加え、黒とうもろこしの粉でとろみと色をつけ、刻んだパイナップルをまぜ、砂糖で甘味をつけます。
死者の日が近づくと、お店に人形パンが並び、どの家でも、大鍋いっぱいのコラーダ・モラーダをつくります。スーパーや市場にはコラーダ・モラーダの材料がそろいます。各家庭の味があります。
キトは資金不足のため、事務所の1室を人に貸すことを決めました。それでもまだ毎月赤字が出ています。バザーは大事な事業となっています。成功を祈ります!!
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