2025年8月26日火曜日

エクアドルでバザーが開かれる



8月24日に、 杉田の出張時に皆さんからご寄付をいただいた品々を販売するバザーがカヤンベで開催されました。以下、カヤンベ支部のダーウィンからの報告です。

バザーの開催場所は、カヤンベ支部長のパキータさんのビルのガレージです(まさにガレージセール)。ソハエメンバーは、SNSを利用して宣伝をする一方で、品物をキトで保管し、バザーに備えて値段付けを行いました。これを前日にキトからカヤンベに移し、会場を設置するなどの準備を進めてきました。当日は午前9時から午後2時までの開催予定でしたが、開始直前にすぐ近くで大きな交通事故が発生し、軽い怪我で済んだものの子どもが巻き込まれたり、近くに駐車中だったパキータさんの車にも傷がつくなどの混乱があって開始が1時間以上遅れてしまいました。こうした事情で遅れたものの、場所が良かったため、多くの人が立ち寄ってくれました。

最も売れたのは、日本らしさが明確に表現され、手頃な価格の商品でした。着物など少し高価な商品は安い値段をつけたのですが売れませんでした。売り上げは342.1ドル。諸経費を差し引くと305.96ドルとなりました(円にすると約4万5千円)。

人々の関心は主に商品にあり、残念ながら私たちの活動について関心を持ってくださる方はいませんでした。SANEメンバーから、日本の同様のイベントでは商品だけではなく会の活動にも関心を持ってくださるとのことでしたが、ここではそれと異なり、顧客は手頃な価格でより良い品質、そして魅力的な商品であることだけを重視し、それが社会貢献にどう寄与しているかはあまり重視されないことが多いのです。もっと社会的な活動に関心を持ってもらえたらと思いました。

この活動に積極的に参加してくれたのは、キト支部のカテリネ、パオラ、セシリア、カヤンベのジョセリン、奨学生のスカレス、メラニー、ディエゴ達でした。みんな、お疲れ様でした。

<お礼>

バザーに品物を寄付してくださった日本の皆様、そしてそれらをエクアドルまで運んでくださったYukoさんとYoshimuraさん、皆様には深く感謝申し上げます。そしてバザー開催にご尽力いただいた皆様のご尽力に報いることができたことをお伝えします。

次に、バザールの企画・運営を担ってくださったカテリネさん、カリーナさんの積極性、意欲、組織力、そして経験は、今回のバザール開催に大きく貢献しました。これらの資質は、2018年にキト展示センターで開催された日本・エクアドル外交関係樹立100周年記念イベントなど、過去のイベントでも発揮されてきました。

奨学生たちにとって、この経験は学びの機会であり、積極的な協働の機会となりました。

全体として、関係者全員にとって成功であり、有意義な成果であったと考えています。


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