2025年5月3日土曜日

LUSH助成事業報告 - 講習会

 さて、3年計画のLUSH助成の、学校菜園持続化事業は2年目も終了に近づいています。

今日は、担当のカテリネから送られてきた5校へのLUSH事業の講習会のご報告をします。

*****

講習会では以下のトピックを取り上げます。

1.衛生、食品の取り扱いおよび組み合わせ。

2. サンパブロウルコ村で行われているウンベルト・フィエロ校における「保護者と共同で構築する持続可能な学校給食モデル」プロジェクトから学ぶ

<グスタボ・アドルフォ・ベッケル学校>

日付: 2025年4月9日 

講師:栄養士の ユリ・ロドリゲスと事業担当者のキャサリン・サンチェス

目的:

LUSH 事業の一環で、保護者を対象に、衛生と栄養の実践、および学校給食の普及を目的としたワークショップを実施しました。

この講習会は校長と事前に調整されました。この学校では生徒たちが毎週、学生プロジェクトの一環として給食を提供しているので、この時間を利用して講習会を行いました。

展開: 私たちが到着したとき、保護者はすでに学校に到着しており、食料品の買い物を事前に手配していました。保護者だけでなく、月に2回食事の準備を担当している高校3年生も参加しました。 一日は 2 つの作業行程に分かれています。


パート1:
以下の点に焦点を当てたワークショップが開催されました。

•⁠ ⁠食品取り扱いにおける衛生。

• 多様で健康的な食事の利点。

•⁠ ⁠正しい手洗いの方法。

参加者のいくつかの質問に答え、正しい手洗いのグループ練習が行われました。

休み時間には、保護者らが調理室で積極的に協力し、その日のメニューの準備に使うものを洗いました。食事の準備には数人も参加しました。



パート2:

休憩
後、講習会は再開され、味の素助成事業の一環としてウンベルト・フィエロ学校で現在実施されている学校給食モデルのプレゼンテーションが行われました。 ユリは、実際の活動のさまざまな段階について説明し、そのプロセスから得られた課題と教訓を話しました。保護者は、このモデルを自らの学校で再現することに大きな関心を示したものの、毎日の給食を長期的に維持するためには持続的なリーダーシップと内部調整が必要だと課題についても話しました。

この日は最後に、野菜とレンズ豆のソテーにフルーツとしてバナナを添えた、共同で準備したメニューの試食をしました。参加者は、味、栄養価、そして共有体験を高く評価しました。このセッションでは、学校で同様のモデルを実施する可能性について、また特に1日に必要な食糧の量(約200食)の食材調達の課題について、より率直に議論されました。




0 件のコメント:

コメントを投稿