順序が逆になりましたが、講座2日目はパンバマルカ村のカルロスビセンテアンドラーデ校でした。カヤンベからは車で約45分。地域内にはバスは通っていませんが、乗り合いのトラック(50セント)を使うことはできます。カンガウア中心地やカヤンベ中心地に出かける時は、トラックの荷台に乗って移動します。
菜園も10月までは畑の準備も行っていませんでした。この遅れの原因は前任の菜園担当教師だったようです。
けれども、10月に新任の菜園担当教師が赴任してから、現在まで3回のミンガを組織し各91名の親を集めていました。写真は11月初めのものですが、畑の準備、種まき、動物除け囲いの補修と耕作、収穫に向けて活動が始まっている様子が伝えられています。今回の講習会では昨年の学校菜園の紹介をしていました。彼女(新任担当は女性です)は菜園の経験はなく、耕作方法にはいろいろ問題があるようですが、非常に積極的でした。また、校長も親と指導教師の間に入り、事業の組織化に非常に協力的です。セグンド氏より各家庭から食材を持ち寄ってできるだけ早く給食の実施を促し、参加者も実行を約束していました。来週早々、給食実施に関する集まりを持ち、調理担当などを決めるとのことです。
講習会の雰囲気はとても積極的で、開催前の心配は軽減されましたが、今後は現地補助員と共に、常に進捗状況を確認する必要があります。
<大塚農業専門家より学校菜園の詳細状況>
答え:作り方、希釈倍率、噴霧頻度に気をつける。
・生ゴミ堆肥に興味がある。
校長の意見
・いつも子ども達はスナック菓子を食べているから野菜不足が心配だ。
校長は、収穫物を売ることもできると保護者に話していた。実際に玉ねぎを栽培して街に売っている家庭もあった。
一方で、畑にはセロリ、パセリ、パクチー、レタス、ふだんそう、ビーツ、ブロッコリー、ソラマメ、チョチョス(豆類、カルシウムとタンパク質が豊富)が植えられている。
前夜雨が降ったが、ビニールの屋根があるため、その下の3つの畝は乾いていてペットボトルに水を汲んで潅水していた。今後はすべてビニールで囲いたいとのことなので水の問題がある。対策としては畝の水分蒸発防止のためマルチングは欠かせないと思う。
前夜雨が降ったが、ビニールの屋根があるため、その下の3つの畝は乾いていてペットボトルに水を汲んで潅水していた。今後はすべてビニールで囲いたいとのことなので水の問題がある。対策としては畝の水分蒸発防止のためマルチングは欠かせないと思う。
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