2019年12月22日日曜日

現地の人々の関心を呼んだ農業講座ー出張報告1

JICA事業の一環で、指導者育成担当の東城氏と農業専門家の大塚氏が12月初めに現地に出張し、事業対象校6校で講座会を開催して来ました。
今回は大塚専門家からの報告を掲載します。
*  *  *  *
は、現地出張が初めてということもあって自己紹介を兼ねて、日本での農業経験と以前2013年から2015年にかけてサントドミンゴで野菜栽培隊員として活動していた農業指導経験を発表し、参考にしていただきました。
内容としては、マルチング・生ゴミ堆肥・ミミズ堆肥・発酵液・炭・草木灰・有機除虫材・輪作・混植(コンパニオンプランツ)についてお話をしました。
(写真は1枚目:大塚専門家、2枚目:学校長、3枚目現地事業補助員ジョセリン)

ピサンビージャ村ヘネラル・アントニオ・エリサルデ校
開催日:12月5日
講座参加者:教師、保護者25人、JICA関係者、SANE東城、大塚、大川

講座に参加された方々は高い関心を持って聞いてくださいました。話をした後、いくつかの質問が出されました。内容は以下の通りです。

・農業担当者からサントドミンゴで実施したことに関心があり、適用したいから活動の情報が欲しい。
・興味はあるがここでやるにはどうしたらいいかわからない。
・ここでは役に立たないのでは?
・草木灰など、どのくらい使えばいいのかわからない。
・自分の家には畑があるけど育て方がわからない。

自分たちにできるのか?といった不安に対しては、現地のアドバイザーで先住民言語のキチュア語を使うセグンドさんより、わからないことがあるだろうが、そのために大塚が長期滞在するから色々聞いてほしい答えていただきました。
 全体としては、発表に対して非常に興味を持って聞いていただき、学校菜園をもっと向上させようと非常に前向きな学校であると感じました。
(写真右:昼食の準備をする母親たち、写真下:講座主催者)

0 件のコメント:

コメントを投稿