2025年11月27日木曜日

エクアドルでのバザーで販売する品物のご寄付のお願い

エクアドルの子どものための友人の会(サネ)からのお願いです。

サネは継続する円安の影響などを受けて深刻な資金不足が続いており、現地への送金額も減額せざるを得ない状況です。
現地でも自分たちで資金を作ろうと努力が続いています。
それぞれができることをしてエクアドルの子ども達を助けたい、というのがサネの本来の姿です。
もし皆様のお宅に、エクアドルの人たちが喜んでくれるような品物がありましたらお届けください。12月にエクアドルに訪問するスタッフが大きなスーツケースに入れて持って行ってくれます。まだ集まった品物が少なくてスーツケースがガラガラです!

協力には商品やお金の寄付も歓迎ですが、その他の方法もあります。

*売れるかなと思える本(裏表紙にバーコードがついているのが条件です。これは日本で売る本です)があるときは一緒にお届けください。こちらで一緒にしてきしゃぽんに出します。

*ふやふやのチョコレート販売が始まります。ご購入いただければ約20%が寄付になります。

*ふやふやは毎月コーヒー、紅茶、ケーキやパン(このケーキとパンは毎週遠くのお客様に郵送するくらい人気のようです)予約販売も行っています。
所沢までの方にはお届けもしています。遠くの方にはお送りしますが、送料半額のご負担をお願いします。受け取りにおいでくださる方もおいでです。こちらも約20%寄付になります。

2025年11月19日水曜日

進む円安、深刻な財政危機

サネは現地エクアドルに事業資金をドルで送っています(現地は自国の通貨がなく、アメリカドルになっています)。このため、円安が深刻な打撃となっています。

例えば、2019年にサネは約26500ドルを現地に送金しましたが、円は109円でしたので換算すると289万円くらいでした。現在当時と同じ額を送るとすると410万円になります。円安がどれほど財政危機に影響しているのかはっきりわかります。

これを見通して、サネは今年度の送金額を23000ドルに減額しましたが、それでも357万円程度になってしまいます。サネの会費収入(予算)は200万円程度ですので、寄付を含めてもサネの大幅な赤字は免れられません。

これに対応して、サネは緊急の財政支援のお願いをすることになりました。下記をご一読の上、ぜひご協力をお願いします。

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サネの財政危機への緊急のお願い   〜第1次寄付募集 目標50万円

 

ここ数年、大幅な円安と収入の減少で苦しむ中、サネは現地での活動の質を維持したいと、会の収入を増やし、支出を減らすためにどうすれば良いのか考えてきました。その方策の一つとして、認定NPO法人格の取得がありましたが、これは会員や寄付をしてくださる方々、企業様への還元をし、より多くの支援をお願いしたいという目的でした。けれども、残念ながら会費や寄付の増額にはつながっていないのが現状です。また、広く皆様にこの活動を知っていただきたいと、東京での活動報告会の開催やイベント参加も行っていますが、私たちお活動を知り参加してくださる仲間を増やすのは簡単なことではありません。現在も赤字財政が続いています。10月末現在、預金残高も200万円を切ってしまいました。来年早々に現地送金も予定していますが、ギリギリの状態です。サネは市民ボランティアの組織であり、みんなで協力して36年を歩んできましたが、このままでは長年日本とエクアドルを繋いできたサネがなくなってしまいます。

ご存知の通り私たちは小さな組織ですが、現地では卒業生が社会でリーダーとなって活躍し、山間部小学校では持続可能な給食システムが保護者、教師の手によって進むなど、大きな成果が出ています。現地での自立を目指した活動も進みつつあり、サネとソハエの、住民と共に歩む誠実な活動に大きな期待が寄せられています。しかしこのままでは事業の縮小も検討せざるを得ません。

こうした状況に対応するため、理事会では現地送金額の更なる減額、国内事務所の撤退など支出を減らす検討をしています。


協力者の皆さま、認定のメリットを活かし、サネの繋がりを広げ、収入を増やす活動ご協力をお願いします。寄付振込先は右サイドにバナーがあります!

お問い合わせはどうぞ事務局までご連絡ください。        

みんなでできる、サネを育てる小さな一歩にご協力をお願いします!

会費の増額/まわりの方にサネを紹介し会員になっていただく

寄付をする/イベントに参加・主催し、グッズ販売や購入で協力

自分のSNSでサネの活動を発信する

2025年11月1日土曜日

飯能祭り

 今日と明日は飯能祭りでまちがにぎやかですね。お顔を見せてくださーーーーい!

サネは明日12時から4時ごろまで、建築士の双木さんのご協力をいただいて、銀座通り商店街の、伊勢屋さんと長寿庵さんの間にある双木オープンサイトでお店を出します。
恒例の田辺農園バナナの販売(予約承ります)、エクアドルの可愛い民芸品、コーヒーなどのオーガニック製品などの他に、大人のフリマやります。
これは、ちょっと良いものを販売するというもので、奨学生部会担当スタッフの手織りのストールやタペストリーを30%引きの値段で、そして協力者の小船さん提供の可愛い盆栽のミニ鉢を500円で提供します。この写真はほんの一部のご紹介です。手織りの作品は高級感のある、これからの季節にもお宅の飾りにも使えそうですよ。遠くにお住まいの方で関心のある方はご連絡ください。写真をお送りし欲しいものがあれば後ほど郵送いたします。
バナナもそうですが全額寄付になります。ぜひお立ち寄りください。

2025年10月22日水曜日

緑の募金事業報告

10月18日と19日の週末、サンタマリアデミラン村の人々は、自然のなかで作業に一日を費やしました。

18日土曜日には2,200本の苗木が苗床から植林の現場へと運ばれ、植樹の準備を整えました。19日日曜日の早朝、約120名の人々が作業の場所に集まり、自治会の代表でありソハエの事業責任者であるエルナン・サンチェス氏の指揮のもと、植樹を開始しました。作業現場のパラモ地域へは道路がないため、参加者はそれぞれ徒歩で苗木を運びました。

グスマン、アラヤン、アリソといった在来種の植物が植樹され、アンデス高地の生態系の回復に不可欠な役割を果たしました。穴掘りには、事業で購入した機械式オーガー(穴掘り機)に加え、地域住民が自宅から持参した手工具も使用しました。植え付け前に、ココナッツの繊維から作られた有機肥料を少量施用しました。これにより、植物の根が張り、健全な成長が促進されます。

子ども、若者、大人たちがこの活動に熱心に取り組み、地域性と環境への取り組みを強化しました。天候にも恵まれ、植栽作業は順調に進みました。

El fin de semana del 18 y 19 de octubre, la comunidad de Santa María de Milán vivió una jornada llena de trabajo y compromiso con la naturaleza. El sábado, los dos mil doscientos arbolitos adquiridos fueron trasladados desde el vivero hasta la comuna, preparándose para su siembra.

El domingo 19, desde muy temprano, alrededor de 120 personas de la comunidad se reunieron en el punto acordado para dar inicio a la minga de siembra de plantas nativas, bajo la dirección del señor Hernán Sánchez, presidente de la comunidad y responsable del proyecto de SOJAE. Dado que no existe una carretera que llegue hasta la zona del páramo, cada participante llevó consigo las plantas a pie, demostrando una vez más la profunda conexión de la comunidad con su territorio.


Durante la jornada se sembraron especies nativas como Guzmán, Arrayán y Aliso, fundamentales para la recuperación de los ecosistemas altoandinos. Para la apertura de los hoyos se utilizaron hoyadoras mecánicas proporcionadas por el proyecto, así como herramientas manuales que los propios comuneros llevaron desde sus hogares. Antes de colocar las plantas, se incorporó una porción de abono orgánico elaborado con fibra de coco, lo que favorece el arraigo y el crecimiento saludable de las especies.

Niños, jóvenes y adultos participaron con entusiasmo en esta actividad que refuerza la identidad y el compromiso ambiental de la comunidad. El clima acompañó la jornada, permitiendo que la siembra se desarrollara sin contratiempos. 


2025年10月16日木曜日

カヤンベに雹の被害

昨日10月14日、カンガウアのいくつかの地域を激しい雹が襲い、農作物、花栽培のビニールハウス、住宅、道路に甚大な被害が発生しました。

地元の報道によると、最も被害が大きかったのは、プカラ、ピタナ、ロテドス、ロテトレス、ロテクアトロ、ラパチャ、サンビセンテアルトなどの地域です(サネの事業地はこのうちロテドス)。

この被害の規模を示す動画へのリンクをいくつかご紹介します。 

https://www.facebook.com/share/v/1BQA9s3QVQ/

https://www.facebook.com/share/r/1CQ9ybtW9K/

Quiero informarles que ayer, 14 de octubre, una fuerte granizada afectó a varias comunidades de Cangahua, causando daños considerables en sembríos, invernaderos de flores, viviendas y calles.

Según los reportes locales, las comunidades más afectadas son Pucará, Pitana, Lote Dos, Lote Tres, Lote Cuatro, La Paccha y San Vicente Alto, entre otras.

Les dejo algunos enlaces que remiten a videos que muestran la magnitud del fenómeno natural

2025年10月7日火曜日

緑の募金助成植林事業報告 Informe sobre el proyecto de reforestación en Cayambe apoyado por el Fondo Verde

9月13日に、植林事業についてサンタマリアデミラン村総会で報告し、苗木の植樹開始を熱烈に歓迎しました。(写真:総会の様子)サンタマリアデミランは、アヨラ教区の周辺部に位置し、約600人、108世帯が暮らしています。住民は村の会合や共同作業に積極的に参加しています。また、今年60ヘクタールのパラモを所有することとなりました。私たちは、現在、このパラモ(下記中参照)に飲料水源を確保し、その包括的な管理計画の策定にも取り組んでいます。

(編集部註)パラモとは:エクアドルのカヤンベ山の麓に広がるアンデス高地の、植生帯と万年雪の間に存在する湿地帯の生態系を指します。この地域は、独特の植物が生息し、雲や霧から水分を集め下流の河川に水を供給する重要な役割を担っています。カヤンベのパラモは、豊かな水資源の供給源であると同時に、炭素を吸収する役割も持つため、気候変動の緩和にも貢献しています。

村のコミュニティセンターには、1歳から3歳までの子どもたちを対象とした保育施設があり、栄養失調に苦しむ子どもたちがここに通っており、近隣の村からも子どもたちを受け入れています。

La comuna Santa María de Milan está en la parroquia rural San José de Ayora, tiene 600 habitantes aproximadamente. Son 108 familias que son comuneras y participan activamente en asambleas mingas y otros. Tiene 60 hectáreas de paramos que recién se adjudicaron a nombre de la comuna este año. Así también hemos trabajado en el plan de manejo integral del paramo, dónde actualmente tenemos las fuentes de agua para nuestro consumo.

Tenemos un centro de desarrollo infantil que atiende a niños de 1 a 3 años de edad que funciona en la casa comunitaria.  Aquí asisten niños que tienen dificultades de desnutrición, acogemos a niños de todas las comunidades vecinas.

写真はソハエ事務所での打ち合わせの様子です。左が事業責任者のエルナンさん、奥がカヤンベ支部事務局のダーウィン。

La foto muestra una reunión en la oficina de SOJAE. A la izquierda está Hernán, el gerente de ESTE proyecto, y al fondo, Darwin, del núcleo Cayambe.

10月5日

サンタマリアデミランの湿原に植えるための苗木を調達する苗圃を視察しました。プママキ、ハンノキ、アヤナギ、グスマンなどの樹種が生育しており、植え付け時期(10月第3週)には高さ25~30cmになる予定です。

また、11日の午後3時からは、パラモを大切にすることの大切さについての講習会が開催されます。

Con alegría compartimos la visita al vivero que nos proveerá de las plantitas para la forestación en los paramos de la Comuna Santa María de Milan. Las especies de Pumamaki, aliso, arrayan y guzmán estan en crecimiento y para el dia de la siembra( tercera semana de Octubre) estarán de una dimensión de 25 a 30 cm.

Así también este día Sábado a las 15:00 se desarrollará el taller sobre la importancia del cuidado del paramo.