2023年7月11日火曜日

緑の募金助成『アンデスの学校菜園を守る植林と緑の交流事業』採択される

公益社団法人 国土緑化推進機構による緑の募金助成『アンデスの学校菜園を守る植林と緑の交流事業』が採択されました。昨年に続き2年目になります。本事業は次のような内容です。

事業目的:エクアドル、アンデス高地2校の小学校の学校菜園を、強風と寒さから守り、安定した学校給食の提供のための植林と、日本とエクアドルの子どもたちの絵画を通した交流

事業内容:2校の小学校敷地内で生徒の親、生徒が参加し、3,000本の苗木の植林、その後の育成作業。植林、育成作業に使用する工具の購入。日本(飯能市)とエクアドル(カヤンベ市・植林実施校)の子ども達が参加する絵画教室の開催と、飯能市でのその時の絵の絵画展の開催

昨年度の成果(2022年9月~2023年3月):

*2校の生徒、保護者、教師合計約600名が植林とその後の育成作業に参加し、合計3,000本の植林を行いました。

*飯能市では30名、現地でも50名の子どもが参加して、緑の自然環境をテーマに絵画教室が開催されました。そして3月に飯能市で交流絵画展を1週間開催し、期間中約300名が来場しました。会場では「緑の募金」活動を実施しました。

今年度の内容:今回の事業では三つの活動を行います。

1. アンデス山間地の2つの小学校の建物・学校菜園周囲の植林。農業技術者が責任者となり、苗木3,000本、肥料、穴掘り機材購入後、子ども、教師、保護者が苗木を植林し、生育に重要な一定期間にわたり世話にあたります。特に現地は標高が3,000mを越えるため、寒暖差に注意を要します。植林する苗木は、菩提樹、エニシダ、ふやふやなどの地域原産で、防風林として利用されているものを使用します。一環の活動は授業として位置付けられます。                            

2. 植林が安定的に行えるよう学校の水不足を補うため、各校に1つずつ1000リットルのタンクを設置します。

3. 現地と日本の子ども達が絵の交換をし、互いの地域の紹介をし合う活動を行います。子ども達は植林を通して地域の自然環境に主体的に関わり、理解を深めていけるよう配慮されます。

以上の事業に対する必要経費は、資材費(苗木、肥料、貯水タンク、機材購入費)、外部指導者経費(謝金)、事務費(事務・管理者人件費)、燃料交通費です。これらに加えて絵画の送付費用、絵画展の開催費、絵画指導教師への謝金などが計上されます。

期間:2023年10月から2024年3月

予算:総額722,000円 (助成額608,000円)

苗木、植林作業にかかる経費、貯水タンク、現地スタッフ人件費など

予算書参照。ただし、円の換算率によって変化があります。

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