2019年10月15日火曜日

JICA地球ひろばでの活動報告会

台風の影響で急遽日程変更になったJICA地球ひろばでのSANE活動報告会は、ウェブサイトから申込をされた方々を含め、30人ほどの参加で14日に開催されました。JICA東京からは市民参加協力第二課の小貫課長さんがおいでくださいました。
受田理事からのユニークで温かいSANE紹介は会場の笑顔を誘いました。受田さんは大学の先生で、メキシコの先住民地域をフィールドとして研究をしていることもあって、先住民地域の困難をよく知っています。エクアドルにおいてもSANEのような小回りのきく組織がカヤンベの山間部で行う支援が重要だと感じているとの話がありました。
また、奨学生担当の後藤理事は、毎月の文通など独特のシステムを持ち、多くのボランティアが参加している奨学生事業について説明をしました。元奨学生のパオラが自分の経験を話し、奨学生事業の息の長い活動とその成果を知っていただけたかと思います。
JICA事業ではプロジェクトマネージャーの杉田、栄養専門家の黒岩、農業専門家の大塚よりODMに従って具体的な事業内容の説明をし、ダーウィンから事業についてのエクアドル政府の承認と政府登録を取るまでの説明と、2003年から始まっていた教育的視点が中心だった学校菜園事業が、2011年から政策が変わり手作り給食がなくなったとこによって事業のスキームも栄養改善に変わったという話がありました。
この事業は究極的には栄養改善や健康改善をめざすものではなく、地域の皆さんが自らの手で学校給食の実現に向かえるような、持続可能な制度やシステムの構築のお手伝いをさせていただくという事業であることが、JICA東京の小貫さんからも強調されました。

10年にわたってSANEを支援してくださっているamifaアミファ株式会社の社長さんである藤井さんも参加してくださり、SANEより感謝状を送らせていただきました。https://www.amifa.fun/contents/csr/

会場からも、「エクアドルの政治が不安定なのはなぜか」という難しい質問や、「人間はもらうともっと欲しくなり、結局エゴを促進するのではないか」という高校生からの興味深い質問もありました。ダーウィンから、この事業は人間の基本的な必要を満たす事業であり、これは途上国とか先進国とかという区別などのない、すべての人々にとって必要なことを解決しようとするものだという意見、パオラの「私たち元奨学生の多くが与えてもらったものは、自分たちの後輩を助けようとするボランティア活動としてお返しする気落ちでSOJAEに参加している」という回答も大変的確で良かったと思います。
(写真はパオラと通訳の受田理事)






0 件のコメント:

コメントを投稿