2012年6月16日土曜日

エクアドルコンサート 満員御礼

6月15日のコンサートは、飯能市民会館小ホール(300席)が満席。

シサイはリハーサルから大変なエネルギーを発揮し、最高のパフォーマンスを見せてくれました。
やはりエクアドルコンサートへの思いは強かったのだと、スタッフ一同大感激。会場は久しぶりのシサイに夢中でした。





最後にはみなさん立ち上がってリズムに乗り、踊りました。

コンサート後に、『シサイのファンになりました!』とか『I love Ecuador!』『所沢でもシサイを呼んでエクアドルコンサートをやりたいです!』など、熱のこもった感想をいただきました。

ちょっと写真ではわかりにくいですが、周りで立って踊っている方がもたくさん。


また、多くの方がSANEの活動への関心を示してくださり、ありがとうございます。

シサイの演奏を楽しみにコンサートに来られ、彼らの思いでもあるエクアドルへの教育支援に共感してくださり、入会してくださった方々はこれまでもたくさんいらっしゃいます。
どうぞ、エクアドルの子どもたちを応援する活動にご参加ください!






2012年6月11日月曜日

エクアドルコンサートー文化を伝える媒介としての

今週金曜日のエクアドルコンサート、いよいよ佳境に入ってきました。連日問い合わせが届いています。当日はお早めにお出かけください。

エクアドルコンサートは1987年以来毎年休むことなく続いてきました。さらに、このコンサートは赤字を出したことがありません。プロの組織でもない、すべてがボランティアによって行われているエクアドルコンサートがなぜ常に成功するのでしょうか?

それはこのコンサートが観客の皆さんを始め、演奏者も主催者もすべてが同じ目的
①困難を抱える地域の教育の向上、②本物のワールドミュージックを楽しむ
ために一致できるからではないでしょうか。

これまでのコンサートを振り返ると、
第1回、第2回 自由の森学園高等学校体育館
第3回~第20回 飯能市民会館大ホール(97年のオカリナコンサート/小ホールを除く)
第21回~第23回 飯能市民会館小ホール
第24回、25回   所沢ミューズキューブホール
第26回       今回
*これ以外に小さなコンサートが10回以上あります。(入間市アミーゴ、喫茶店などで開催)

出演者も、シサイ(今回で6回目)、木下尊惇、マヤ、Nora、園田憲一とデキシーキングズ、本谷美加子、上松美香、カチート寺沢、岡田浩安等々を始め、飯能一丁目、二丁目囃子保存会や飯能市立加治小学校児童の皆さんなど多彩な方々が出演してくださいました。

アンデス音楽の中でも商業ベースに乗っていない、本来の曲の良さを追求しています。それがこのコンサートの最も特徴のある点です。本来の彼らの文化を伝えます。

観客の皆さんも、遠く全国からおいで下さいます。今回も北海道からおいで下さるという話も。

みなさん、コンサート会場でお会いしましょう!



2012年6月6日水曜日

SISAYチケット取り扱い店

SISAY(シサイ)のコンサートまで、あと9日となりました。

チケットはまだ購入可能です。

彼らの音楽は、エクアドルの民族音楽を基礎にして、アンデス・ラテン音楽なども
現代風にアレンジし柔軟に取り入れた独自の表現力を持っています。

民族音楽に興味のない方でも、きっと楽しんでいただけるはずです。
これを機に、アンデス音楽に触れてみませんか?

チケットは、下記のお店でも購入ができます。(敬称は略させていただきます)

■飯能市    ASA飯能中央・プレイガイド  イーストコート HP
        旬菜カフェたんぽぽ HP    エビスカフェ
        カレーハウスあおーら      タイムズマート飯能店
        喫茶もなみ

■日高市   ガレリア・デ・カフェ・リモン

■入間市   アイライフ本店 HP

















日時:2012年6月15日(金)
開場:17:30 開演18:30
会場:飯能市市民会館小ホール
一般      
前売¥3,000 当日¥3,500
中学生以下  
前売¥2,000 当日¥2,500

メール、電話でのご予約・お問い合わせも随時行っております。

電話  042-978-5353(ガレリア・デ・カフェ・リモン)
メール info@sanejapan.org
     ※お名前、住所、ご連絡先、枚数を明記の上、お申し込みください。

ぜひお誘い合わせの上、お越しください!

【主催】エクアドルふれあいコンサート実行委員
【後援】飯能市・日高市

2012年6月5日火曜日

シサイの魅力

シサイの魅力は何と言ってもネイティブの持つエネルギーです。
同じ曲を演奏しても日本人の演奏とは違います。コンドルは飛んでいくを聴くとその違いがよくわかります。新しい曲を聴いたような気がするほど。素朴な中にシサイ独自の透明感とアンデス先住民の血ともいえる思いがあふれます。

シサイはショッピングセンターなどでも演奏しているようですが、ざわざわした中で聴くシサイは街頭の流しの雰囲気でそれなりに魅力ではありますが、飯能市民会館ステージの演奏はじっくり集中して聴けるという点でまったく違います。コンサートが楽しみですね。

また最近のシサイはみんなで立ちあがって踊れる演奏もしているようです。南米では当たり前ですが・・。会場がノリノリになってわき上がるコンサートになることを期待!

会場は300人定員という少なさなので要注意。チケット予約はメールで。詳しくはイベントページへ。

2012年6月3日日曜日

サネビジョン4月号掲載


SANEVISION No.8820124月号)を掲載しました。

シサイとSANEの出会いーエクアドルの音楽と教育への思い

6月15日のエクアドルコンサートは、久しぶりにシサイが出演します。
シサイが最初に日本に来てからそろそろ20年になるでしょうか。
最初の出会いは忘れられません。

1994年6月、90年代SANEは毎年千人収容の飯能市民会館大ホールでコンサートを行っていました。
しかも出演者は外国に基盤を持つグループがほとんどで、常に危険を抱えていました。契約したグループが本国に戻ってしまってコンサートぎりぎりまで日本に戻ってこない、戻ってきたと思ったら主要メンバーが抜けてしまったなど、問題の連続を乗り越えてやっと迎える当日だったのです。
その年も、出演が決まっていたペルーのグループが成田空港で入国できず、真夜中に電話が。コンサート当日のわずか1週間前でした。すでにチケットの販売は数百枚になっていました。

この時、彗星のように私たちの前に現れたのが彼らだったのです。
わずか2,3回の打ち合わせと練習で迎えた本番は、観客に充分に満足してもらえるものでした。

このコンサートの直前、初めて飯能に来た彼らが、飯能で初めて演奏した場所、それは飯能駅南口にあるサビアの広い外階段です。メンバーの登場の後で、最後に登場したルイスの演奏を聴いて以来、私は彼のファンです(笑)。この時飯能でシサイを知っている人はいませんでした。彼らの演奏を立ち止まって聞く人はわずか。今では考えられないことですね。

シサイメンバーの故郷は、世界的に有名な先住民マーケットのあるオタバロ(カヤンベのお隣です)。ここの人々は、スペインの侵略や外の支配的な文化の侵入に上手に対応しながら、自分の文化を守ってきたという伝統があります。そして世界中に出かけて商売をするしたたかさも持っています。

しかし経済格差は激しく、貧しい人々がたくさんいるのは同じ。シサイのメンバーもこのことに心を痛め、教育を通して故郷に貢献したい気持ちを強く持っています。その気持ちから生まれたのがEFAS.Education For All Sisayという教育支援のプログラムでした。
これをお手伝いして、学校建設を実施したのがSANEです。カヤンベやオタバロにシサイ関係の寄付で建った、教室、給食室がいくつかあります。

今ではすっかり有名になって日本や韓国で活躍しているシサイ。忙しくなってSANEコンサートに出演の機会は少なくなりましたが、ようやくめぐってきたこの機会、ぜひみなさま楽しんでください。このコンサートは特別なコンサートなのです!