2017年11月22日水曜日

キト支部、奨学生講座


SANEは奨学生事業をやっていますが、その中でも大事な活動は講座の開催です。その、毎月行っている奨学生講座の様子です。現地では首都のキトと、地方のカヤンベに二つの支部があるのですが、地域が異なると子ども達(奨学生たちは経済的に困難な家庭の中高校生)が育つ環境も違ってきます。そのため、奨学生講座の内容も違います。これはキトの様子です。

今月のテーマは、エクアドルの政治と経済の現状です。
奨学生たちはどのように経済の循環が機能しているのかについて学び、グループになって学んだことやマクロ経済についての指標–例えば国内総生産、インフレ、失業率、金利など–についてまとめたものを発表しました。
政治についてのテーマでは、奨学生たちは国の5つの機能(おそらく司法、立法、行政、市民参加、選挙のこと)左派、右派の政党のイデオロギー、異なる政治的プロセスの情報を得ることの大切さについての一般的な見方を知りました。
講座の中でゲームもやりました。
エクアドルでは9月に新学年が始まり、新しい奨学生が入ってきました。彼らの多くは恥ずかしがり屋でまだ自己表現をする力も十分ではありません。心をほぐし、安心して発言ができるようにこういったことも行います。





2017年11月10日金曜日

今、エクアドルの美味しいもの、美しいものたちが飯能で売れています!

飯能市銀座通り商店街を飯能駅から入ってすぐのところにある、Bookmarkという空間はとても面白い。ガラス張りのドアを開けると西川材の木の香りが漂ってきます。中には、飯能市内で頑張る西川材の木工製品、芸術家さんの革や紙の製品や染物、美味しいパンや有機野菜などが置かれていますが、その中で、ひときわ色鮮やかなのが「世界のみんなと手をつなぐ店ふやふや」の、エクアドルコーヒーやチョコレート、民芸品などのコーナーです。
飯能市の市民の方をはじめ、飯能に遊びにきた人たちが気軽に立ち寄ってくださり、商品を手にとって下さっています。
ふやふやはボランティアのお店で、収益金はSANEを通してエクアドルの教育のために寄付されます。これまでは店を持っていなかったためにお祭りなどのイベントの時だけ販売していましたが、Bookmarkを運営している若いみなさんのご厚意で無料で置かせていただけることになり、たくさんの方の目に触れるようになりました。
右の写真の、左の女性(ちなみに彼女は新進の女性起業家。il Colore 代表で、飯能のローカルウェブメディア「hanoum」編集長の中里彩さん。)がしているのは2枚重ねたエクアドルのストール、右側(ふやふや店主の杉田)は100%純粋アルパカの専門店が一押しのマフラーです。
下に見えるマフラーは会員の方が寄付をして下さった手織りのマフラー(ウール)。買ってくださると全額寄付になります。寒くなってきたこの頃、手頃な価格で良質なものが手に入ると喜ばれています。


ぜひ、自然が美しく、人の優しい飯能にお出かけください。そして、駅近くのこの素敵な空間にお立ち寄り下さい。

下の写真は、先日の飯能祭りにて。やはり銀座通り商店街にあるオープンサイト建築設計事務所でお店を出させていただきました。写真の一番左が設計士の双木(なみき)さん。そしてSANEのメンバーやその友人の皆さんです。



エクアドルのチョコレートの会開催


2017年11月2日木曜日