2019年9月1日日曜日

卒業生の言葉

私はベレン・グアマンガジョです。カルロス·サンブラノ ·オレフレア校区にある会計専門学校の3年生です。私は大学に進学し、会計学·監査学を専攻することを望んでいます。 自分の国の経済状況について学ぶことで、最も不況に弱い業種に対して解決策を見つけられると考えています。この専攻 を選んだのは人々の生活を向上させることにつながるからです。学業を続け仕事もしたいので、評判が良く公立であるエクアドル中央大学で勉強したいと願っています。 大学入学への道のりは複雑です。統一試験を受け、その結果で希望の大学へ入学できるかどうかが決まります。ですから私たちは受験に向けてしっかり勉強しなければ なりません。しかし学校の勉強だけでは、受験対策が不充分です。入学準備のための コースも設けられていますが、学費が高く、みんなが受けられるわけではありません。 入学準備コースを受けられた生徒も、通常の授業とダブルスクールになり、負担が重くなります。上手にスケジュールを管理することが求められます。実現可能なスケジ ュールで、大学入学と仕事を両立することは、とても困難なことです。なぜなら、企 業は新卒には経験やスキルが足りないと考えており、採用したがりません。けれども、 まず入社の機会をもらえなければ、大学へも通えず、求められる経験やスキルを身に 着けることはできないという悪循環に陥ります。私の場合就職することが、学業継続 の為、家族の経済的支援のため、そして夢を叶えるための唯一の方法であり、不可欠 です。
*写真右端がベレン。彼女は文通相手(SANEの会員の方で、文通相手が女性の場合マドリーナと呼んでいます)の松田さんと良い交流を続けてきました。中央大学に進学が決まったようです。明るくしっかりした奨学生です。

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