サレシアナ工科大学カヤンベ支援センター
二言語による文化間教育課程コーディネーター ルイス・ペニャ
20年以上にわたってSOJAEは、カヤンベ地方の発展と歩みをともにしてきました。同じように活動してきたNGOは他にもありますが、そのほとんどはSOJAEとは比較にならないほどの豊富な資金と人材を投じてきました。しかしそれらの活動は短期的な効果を狙ったもので、活動の主な目的が、人々の発展とともに歩むことではなく、単に予算と「技術的に優れた仕事をした」ことを正当化することにあったのは明らかだったと感じています。そしてそれは結果として、多くが地域の現実から離れ、住民の利益に乏しく住民の必要に応じていなかったのでした。
一方、国際協力資源が減少しているという世界の現状を考慮に入れつつ歴史を振り返って見ると、SOJAEは人々への奉仕という支柱を保ったその役割を果たし続けています。人々に寄り添い、人々とともに歩む、人々の持つ能力と可能性を認め評価し、彼らから学び、彼らの社会・文化的な必要に応じた活動を活性化しているのです。その例の一つが、“栄養改善事業(学校菜園事業)”です。この事業は、外部の視点によって、つまり技術官僚的な観点から、「無知な人々」に恩恵を与える「知識層」の立場から生まれたものではなく、アンデスの女たち・男たちの現実から生まれたものでした。常に母なる大地を身近に感じ、深い緊密なつながりをもつという彼らの方法から。
一方、国際協力資源が減少しているという世界の現状を考慮に入れつつ歴史を振り返って見ると、SOJAEは人々への奉仕という支柱を保ったその役割を果たし続けています。人々に寄り添い、人々とともに歩む、人々の持つ能力と可能性を認め評価し、彼らから学び、彼らの社会・文化的な必要に応じた活動を活性化しているのです。その例の一つが、“栄養改善事業(学校菜園事業)”です。この事業は、外部の視点によって、つまり技術官僚的な観点から、「無知な人々」に恩恵を与える「知識層」の立場から生まれたものではなく、アンデスの女たち・男たちの現実から生まれたものでした。常に母なる大地を身近に感じ、深い緊密なつながりをもつという彼らの方法から。
SOJAEの役割は、「組織として名を成すこと」をめざすのではなく、人々の困っていることを身近にとらえ、自らの能力と資源を総動員して、よりよい生活をめざすもう一つの道にかかわっていくというその特質において傑出しているのです。
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