2019年8月31日土曜日

卒業生たちとこれからも一緒に〜キト支部奨学生担当パオラ・ピジャホ

今年度キト支部はエリック・アギーレ、ジョセフ・アルバラド、ガブリエラ・フローレス、ベレン・グアマンガジョの4名が卒業を迎えました。全員が大学へ進学することを望んでいます。彼らにとって大学へ進学することは、統一試験で良い成績を取り入学資格獲得をすることの難しさや経済的な理由から、とても大きな挑戦です。けれども、大学入学のため懸命に勉強し、大学入学後の奨学金をもらえるよう努力をしています。勉学に必要な経費を捻出するために、すでに仕事を探している卒業生もいます。私達スタッフも彼らの希望が叶うことを信じています。エリックは薬学、ジョセフは海洋生物学、ガブリエラは建築、ベレンは会計監査学を希望しています。皆入学資格を得るために受験準備をしています。
 私達SOJAEのスタッフはこのような成長した卒業生の姿に接してとても満足しています。SOJAEに入った頃少年少女だった彼らは、新しい目標、夢、責任を持って努力する青年となり巣立っていきます。彼らの努力が実を結び、やがて社会に良い変化をもたらす大人になっていってくれることでしょう。新しいステージでの活躍を祈るとともに、元奨学生という新しい立場になった彼らと、これからも一緒に活動できたらと思っています。

*パオラは8月のSOJAE総会で代表に決まりました。そして、10月にはカヤンベのダーウィンとともに日本にやってきます。パオラもダーウィンも元奨学生です。彼らの姿は奨学生達の憧れであり、目標ともなっています。

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