2012年4月20日金曜日

ボランティアの心

SANEのように無償ボランティアの活動に支えられている会では、想像力というか、お互いの苦労や事情を思いやる気持ちがとりわけありがたい時があります。
たとえば・・・
今日サネビジョンを印刷にあげました。もちろん印刷会社にお願いしているわけではありません。所沢市役所労働組合のみなさんと事務局長の東城さんが仕事の合間にやってくださっているはずです。
今日にいたるまで、ずいぶん沢山の方が協力してくださいました。それでも編集の宮地さんや黒岩さんのご苦労は大きかったと思います。そしてこの後もセラヴィのみなさんが発送作業をしてくださいます。
サネビジョンが届いた時に、そんなことを想像できるように、宮地さんは素敵な記事を準備してくれました。中に、セラヴィの皆さんの笑顔の写真があります。
奨学生に手紙を書いて下さるパドリーノやマドリーナの方々、きっと忙しい中を、時間と心をこちらに向けて下さっているのでしょうね。中には書けなくて悩んだり、こんなので良いのかなと気になっている人もいらっしゃるような気がします。手紙を書くことはそう簡単ではありませんよね。簡単で良いのですよと言いながらも、私もなかなか書けません。
3月の出張中は、奨学生に気持ちを届けてと何人ものパドリーノスの方々が私に写メールを下さって、私は苦笑いでした。メールってやっぱり便利なんだ!と。
 
中でも翻訳者の方々は毎月黒子となって翻訳をしてくださっています。地味な活動ですが、空気のように欠かせません。ありがたいことです。
そんな一つ一つの活動ですが、ふと疲れた時に、あるいは、(自分や相手が)思うように行かない時に、ゆっくりと、届いた会報や手紙から、届く前のことを想像してみたり、逆に何かを発送しようとする時に、これからどこに届くのか想像してみたり ・・そんな一瞬の心の余裕=豊かさ=を持ってみたいものです。
言葉一つで相手を豊かにすることができるかもしれません。『いつもありがとう』と言ってもらってほっこりしたり『このごろお忙しいようですね?』と言われてはっとしたり。
この活動に携わっている方たちは、皆さん気持ちの優しい方たちです。お互いにそんな信頼感をしっかり持って、支えあえるような言葉かけ、していきたいですね。
ということで、今日の写真はバラの花。カヤンベの農園の社長さんのお部屋に飾ってあった花を携帯で撮りました。私も写メ経験。
ちょっとゆっくりしてください。

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