2012年2月1日水曜日

杉田優子研究報告会のお知らせ





異なる人々の出会いと協働の歩み
―エクアドルへの国際教育協力の場での多様な出会いを通して―
2月19日(日) 13:30~15:00
場所:飯能市市民活動センター会議室
ゲスト:イルマ・オスノ(ぺルー先住民女性・歌手・民族舞踊家)


入場は無料、予約も必要ありません。お気軽にどうぞ。
2003年に公立中学校の教師を辞め、大学院に入学して新しい生活を始めてから、はや9年がたとうとしています。
この間の研究の一部を、短い時間の中ですがご紹介します。出会ったときから息のあった大切な友人である、イルマさんとのトークもお楽しみください。

<発表の趣旨>
エクアドルという南米の小さな国で、今何が起きているのでしょうか。そしてそれは私
たちとどう関係するのでしょうか??
1989年に飯能で生まれた『エクアドルの子どものための友人の会(SANE・サネ)』
の活動を通して、私は1992年からエクアドルの北部アンデス地方を訪ねるようにな
りました。最初はエクアドルのことなんて何も知らなかったのです。
この間、この国は大変な変化を遂げました。経済危機、政治不安、環境問題、新政権の
発足などなどの中で、人々は日々の生活を継続していくために闘っています。2006年
の大統領選挙の時にたまたまエクアドルに滞在していた私は、この選挙を通してこの国
の政治と文化について考えるようになりました。そして改めて教育の大切さについて思
いを深めています。
そんな私が出会った人々、遭遇した出来事とその背景にある人々の営みについてお話し
ます。そして、このようなエクアドル社会において、小さなSANEという会に何ができ
てきたのか、これから何ができるのかということについて一緒に考えていただけたらう
れしいです。(20年で私もずいぶん変わりました!)
飯能を中心に、多くの市民の方々が支え続けて来て下さったSANEという会とその
中で育った研究者としての杉田優子のお話をお聞きください。

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