
皆さん、特にカヤンベで行ってきたJICAの委託で行った栄養改善の活動について大きな関心を持ってくださったようで、次の事業はできないのかと期待の声がありました。
私からは、現地での行政の関わりが大事であること、私たちの事業に行政が参加することが欠かせないという話をさせていただきました。皆さん前向きに聞いてくださり、今後どのように教育局が関わっていけば良いのか両者で検討をしていくことになりました。今後も継続して話し合いを進めていきます。
皆さん、特にカヤンベで行ってきたJICAの委託で行った栄養改善の活動について大きな関心を持ってくださったようで、次の事業はできないのかと期待の声がありました。
私からは、現地での行政の関わりが大事であること、私たちの事業に行政が参加することが欠かせないという話をさせていただきました。皆さん前向きに聞いてくださり、今後どのように教育局が関わっていけば良いのか両者で検討をしていくことになりました。今後も継続して話し合いを進めていきます。
世界のみんなと手をつなぐ店ふやふやは、皆さんが商品をお買い上げくださった収益金の一部を、サネを通してエクアドルでの教育事業に寄付をしています。おかげさまで2022年度の寄付金額は343,595円になりました。ありがとうございました。
ふやふやはサネに協力する個人の店ですが、イベントなどの出店のほかに、飯能市内では銀座通り商店街にオープンしたフカダヤ(夢彩菓すずきさんのお隣)にコーナーを持っています。また、コーヒーや紅茶は従来通りブックマークでも販売中。その他にも、丸広7階の市民活動センター隣の喫茶もなみ、所沢市役所8階の売店などでも商品を置いていただいています。その他にも毎月職場や個人のお宅に宅配する月の予約もあります。エクアドルは質の良いコーヒーやカカオ、バナナなどの豊かな農作物を輸出している国です。ふやふやが扱っているものは地域の人々と繋がったフェアトレードのものやオーガニックにこだわったもので、皆さんに消費していただくことで現地への支援にもなります。ぜひ商品を手に取り、味わっていただけたらと願っています。
今年高校を卒業する予定の奨学生は9名です。そして、9名が新しく奨学生として入ってくることになります。ソハエのキト支部とカヤンベ支部のメンバーたちは、ソハエに寄せられた奨学生希望の子ども達の身上書を読み、家庭訪問をした上で新しい奨学生を決めることになります。
奨学生になるには、経済的に困難を抱えた家庭の子どもであること、勉学に対して積極的に取り組み良い成績をとっていること、将来社会に貢献したい気持ちを持っていることなどの条件を満たした子どもであることが必要です。
奨学生達は、毎月の奨学生講座に参加して他の奨学生達と共に色々なことを学びます。また、日本のサネ会員に毎月手紙を書き自分の生活の報告をします。サネの会員の中の希望者(パドリーノ・マドリーナと呼ばれています。この呼び名には里親といった意味があります)はこの手紙に応えます。使用言語はスペイン語ですので、多くの翻訳者がボランティアで翻訳をしてくれています。これが、サネの文通事業です。
サネの軸となっている文通事業は、毎月の奨学生からの手紙を受け取り、読んで、返事を書いてくださるパドリーノ・マドリーナの皆さんに支えられています。文通相手になっていただいた方には、決まった奨学生から日本語に翻訳された手紙が毎月届きます。また、地球の反対側に住んでいる子ども達にとって、見知らぬ国のパドリーノ・マドリーナの返事は一生忘れることのできないもので、深い絆が生まれることもあります。日常の出来事から少し離れて、文通を通してエクアドルで頑張って生きている一人の子どもの応援をしてみませんか?もしかしたらそれが日本や自分自身を知る一歩になることもあるかもしれません。
関心がおありの方はサネ奨学生部会までご連絡ください。
サネ教育環境改善事業部会では、今年度の活動を次のように提案しました。これは総会で決定されます。今年度は助成金がゼロの状態(9月までは全ての事業がサネの資金、つまり一般寄付金のみで行います。10月以降は助成金申請中です)で出発です。
(1) 事業実施体制
サネ側
事業責任者 貝森(サブ杉田)
栄養担当 黒岩(サブ井上)
経理担当 嵩岡(サブ 東城 宮本)
ソハエ側
事業責任者 ヘルマンリコ(1月まで。2月以降はジョセリンコヤゴ)
栄養担当 クリスティーナバロハ(サブ アナマルケス)
経理担当 ダーウィンバスコネス
(2) 内容
事業名:学校菜園と給食実施を通して子ども達の栄養改善
事業の目的:給食実施を可能にする
事業内容:
・食材調達と食の教育としての学校菜園の継続
・そのほかの食材調達の方法(現地の他組織との連携)の追求
Fondo Agil、el Cruz Rojo、教育省など
・栄養知識のあるリーダーの育成
・調理実習の実施 栄養士が一緒に調理を行う中で給食調理の知識と技
術を伝える。
給食実施に対する学校側の意志確認
・調理室改善や給食実施に向けた取り組み(10月以降)に対する助成金
が取れるか検討する
現在給食実施している3校で調理室の衛生面の改善を行う。
調理室の状況について現地栄養士のクリスティーナに確認してもらう。
(3) 事業申請
a. 今年度の事業として上記の事業の一部をLushに申請(申請済み)
b. 来年度の事業として今年度の申請をめざす
以下の写真は、4月以降の学校の様子です。
ロッテドス村のグスタボアドルフォベッケル校の学校菜園
学校菜園の仕事をまとめた掲示物おかげさまでサネは34周年になり、2023年度総会を以下のとおり開催いたします。 どなたでも参加していただけますのでおいでください。
また、14時45分より16時まで、アジア学院に留学中のジョセリン・コヤゴとの交流会を予定しております。交流をお楽しみください。
日時:5月27日(土) 13時30分より14時30分
場所:飯能市総合福祉センター(〒357-0021 埼玉県飯能市双柳371−13 西武線飯能
駅より車で5分、東飯能駅より徒歩で10分)
田辺農園さんは年に2回ほどバナナを寄付してくださいます。このバナナは市場を通さないこともあって新鮮な状態で飯能に届きます。今回は5箱ご寄付くださいました。そして飯能の皆さんに1本100円で買っていただきます。これは全額が寄付になり、カヤンベでの給食事業など子供の栄養改善のために使われます。1本100円で買ってくださることがどのくらいの価値があるのか、例を挙げてご紹介します。
サネの事業は通常は食材費を寄付するものではありませんが、調理実習の時はひとり50セントの予算で食材費を計算し予算計上します。支援校全員の食数(生徒数)は1100人くらいですから1回調理実習をすると550ドル、75,000円程度かかります。田辺さんから寄付されたバナナは約360本ですから、食材費の半分くらいになります。
調理実習は現地の栄養士さんと話し合い、栄養士さんが指導して行います。ここ何年かお母さんたちに地元の食材を使ったより良い食事の組み合わせ、効果的で美味しい作り方を栄養講習会で伝えようと栄養士さんと共にやっていますが、机上で栄養の大切さを伝えようとしてもなかなか難しいのが現状です。でも、実際に作って食べてみると印象に残ります。3月にも調理実習を行い大好評でした。そして栄養士さんたちと相談をして今月中に再度調理実習を計画しています。
サネの教育環境改善事業は事業計画を作り、助成金を申請してそれが承認されたら助成金と自己資金で行います。子どもの栄養状態改善への支援は待ったなしです。しかし、残念ながら昨年今年度の助成金が通らなかったので、現在は自己資金(寄付金)のみで運営しています。調理実習費などの事業に直接かかる経費のほかに、事業責任者、栄養士への給与、車の経費など全てをサネの自己資金から出しています。みなさんのバナナ寄付、一般寄付をどうぞよろしくお願いします。